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「ゲーム・オブ・スローンズ」第4話「壊れたものたち」

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on 03.2013 ゲーム・オブ・スローンズ 1 comments 0 trackback

【 スターチャンネルHPエピソードガイドより 】
黒の城を出たティリオンは王都に戻る途中、ブランが回復したことを確かめるためウィンターフェル城に立ち寄る。
先代“王の手”の死の真相を追うエダードは、彼が死ぬ直前に調べていた本から、王家の跡継ぎに関わる秘密に気付く。
海の向こうではデナーリスと兄ヴィセーリスが対立。
一方、ウィンターフェル城に戻る途中のキャトリンに出くわしたティリオンは、ブランの命を狙った犯人だととがめられ…。



今回のタイトル「壊れたものたち」。原題は「Cripples, Bastards, and Broken Things」。
それはティリオンの台詞で「おれはこんな子や落とし子や壊れた者に弱いんだ」からきている。
彼はただの皮肉屋なのかと思いきや、ブランへ見せた思いやりと気配りは他の誰よりも気がきいていた。かわいそうな子と甘やかすのではなく、ティリオンは必要なところで手を差し伸べてやる優しさを持っているのだと気づかされる。
ジョンに対しても現実を突きつけてやるのは優しさゆえだった。そう考えると、ジョフリーに見せた厳しさも優しさのうち?いやそれはどうかな。彼も「壊れたもの」なのかもしれないけれど。
ただ・・・ティリオン自身はこの時点ではスターク家が自分に抱いている疑いについては全く知らない。知っていたらブランにこんな好意を示せたかどうか微妙なところかもしれない。
そうすると、ティリオンがブラン殺害を命じたというのはデマということになるわけで、そうすると「誰かが嘘をついている」ということに。
その嘘を誰が何のためについたかを考えると、めぐらされている策謀の流れが見えてくるように思われる。

前にシオン・グレイジョイについての説明が、ドラマの中ではすっ飛ばされたので詳細に解説してしまったのだが、ようやくここにきて台詞で追加説明がされるようになってきている。
シオンについては、「七王国の玉座」の中では最初に境遇について説明はされているものの、その後はそんなに詳しくない。だからドラマの中で彼について詳しく描写されている部分については「ドラマがオリジナルで盛っている」シーンだったりする。
ティリオンにスターク家を「主人」と呼ばれてむっとするあたり、普段忠誠心を示しているように見せつつ、その実は内心の屈折を抱えているのがありあり。
あのティリオンの強烈な嫌みも、実はシオンいじりに見せた優しさなのか?それも微妙・・・

様々なところで不穏な空気がじわりと動きを見せている。
ドスラクではデナーリスがヴィセーリスに刃向かい、カリーシとして覚醒の様相。
でもこれ、ヴィセーリスは原作に比べて格段にいい扱いを受けているのだ。侍女とお風呂に入っているなんて、ご接待もいいところ。
原作のヴィセーリスは、何しろ馬に乗らせてもらえていない。前にデナーリスを害しようとして「お前は歩け」とドスラクの兵士に命じられていたシーンがあったが、そこから馬をとり上げられていたはずなのだ。
そしてドスラクでは「馬に乗れる」というのが満足に人並みに扱われる基本条件なので、徒歩でついてこさせられているヴィセーリスは軽蔑と嘲笑の対象になって「足痛王」とか呼ばれていたのだが・・・
しかしデナーリスがいまだプライドを維持しているヴィセーリスに対して下剋上するシーンを作りたかった、というドラマにおいての演出のため、ドリアとの入浴シーンが「盛られ」る必要があったのだろう。

エダードがジョン・アリンの死のいきさつについて調べたことでも、何かが動き始めた。
サー・ヒューが騎士に取り立てられた事の不自然さ、そしてエダードが彼に話を聞こうとした直後の競技会での死。しかもぶつかった相手が明らかに力の差があるマウントだった。
どう見てもこれは口封じ・・・そしてエダードに対する警告でもあると思うのだが、エダードがそこでひるんで手を引くような人物ではないわけで。
そこが彼の魅力でもあり、不幸なのかもしれない・・・
ジョン・アリン殺害の原因がロバートの落とし子につながるとなると、宮廷にうごめく有象無象が黙っていないだろう。エダードは多くの人にとって開くべきではない箱を開いてしまったように思える。

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【スターク】

◆ シオン・グレイジョイ
ロブの命令でティリオンに挨拶するためにブランを呼びに行った。
ティリオンにスターク家のことを「主人」、「敵の従士になった」と言われむっとする。

◆ ジョリー・カッセル
サー・ヒューにエダードの使いで派遣されるが、騎士でないからと断られる。
ジェイミーにシオンについて聞かれ「いいやつです」と答える。

◆ 学匠ルーウィン
ウィンターフェルを訪れたティリオンに、ブランの容体を説明する。

◆ 司祭女モーディン
サンサに王座を見せて将来のことを説明する。父上を許せとサンサを諌める。

◆ ばあや
ブランの枕元で編み物。

◆ ホーダー
ブランを担ぎあげて運ぶ大男。「ホーダー」としか話せない。

【バラシオン&ラニスター】

◆ 蔵相ピーター・ベイリッシュ公
通称のリトルフィンガーについてアリアに由来を聞かれる。
エダードに、ジョン・アリンが死の前に武具屋に出入りしていた情報を教える。

◆ 上級学匠パイセル 
ジョン・アリンが死の前日に求めた本と、「種は強い」と言っていたことについてエダードに教える。

◆ ヴァリス公(スパイダー)
エダードが反対する競技大会を、経済効果をもたらすとして肯定的。

◆ ハウンド(サンダー・クレイゲン)
リトルフィンガーの口から、彼の火傷の由来について語られる。

◆ マウント(グレガー・クレイゲン)
ハウンドの兄で、競技大会に出場してサー・ヒューを斃す。

◆ サー・ヒュー
ジョン・アリンの従者で、彼の死後騎士になった。
競技大会でマウントと対戦して死亡。


【ターガリエン&ドスラク】

◆ ドリア
ヴィセーリスの相手をしたデナーリスの侍女。
2話でデナーリスに性の手ほどきをした彼女。

◆ イリ
殴られたドリアの手当てをデナーリスに命じられた侍女。


【壁】

◆ アリザー・ソーン
新入りのサムをいびる。ジョンたちがサムをかばっていることに気づき激怒。

◆ サムウェル・ターリー
ナイツウォッチの新入りの太っちょ。
良家の子弟だったが、鈍さのため父親に能力を見限られて、死か壁かを選ばされる。

◆ グレン
自分も臆病だと思われるからとサムとしゃべらないという。

◆ ピップ
サムを見て「あれがナイツウォッチかよ」とあざ笑った。

◆ ラスト
サムをいじめようとして、ジョンたちから夜襲をかけられた同期生。
前回はジョンのいじめのシーンでジョンをはがいじめにしていたが、名前が出てこなかった。


【キャトリン一行】

◆ サー・ロドリク・カッセル
キャトリンの旅にお供している老家臣。

◆ ヨーレン
採用担当のナイツウォッチで、ティリオンに同行してウィンターフェルに寄り道。

◆ マリリオン(名前は原作より)
お調子者の「歌い手」。キャトリン達にまとわりついていた。

◆ マシャ(原作より)
ティリオンを満室だと断ろうとした宿屋のおかみ。

◆ ブロン
ティリオンに宿の部屋を譲った男。


【その他】

◆ トブホー・モット(原作より)
ジョン・アリンが生前訪れていた武具屋の主人。

◆ ジェンドリー
武具屋の弟子。ジョン・アリンが会いに来て母親について聞かれた、と話す。
実はロバートの落とし子だとエダードは気づく。
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「ゲーム・オブ・スローンズ」第3話「冥夜の守人」

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on 03.2013 ゲーム・オブ・スローンズ 0 comments 0 trackback


【 スターチャンネルHPエピソードガイドより 】

王都キングズ・ランディングに到着したエダードは、小評議会に召集される。
妻キャトリンは、ラニスター家の誰かがブランを塔から突き落としたと確信し、夫に伝えるため秘密裏に王都に向かう。
“冥夜の守人”になるため黒の城に着いたジョン・スノウは、群を抜く剣の腕前を見せるが、まだ一人前とは見なされず苛立ちを隠せない。
一方、ドスラクの女王としての風格が備わってきたデナーリスの体に異変が…。



エダードの「王の手」としての日々が始まった。
「王の手」は官房長官とか補佐官的なポジションだが、そのためにキングズランディングに赴かないといけないため、家族はバラバラに。
権力の座に野心が薄いエダードにとっては、友人であるロバートの王としての現実をつきつけられる上に、立ち位置が固まっている側近たちを動かしていかなければいけないという、何も旨みのないつらいだけの立場だ。
それでもエダードが引き受けなければ、彼の冬の国は反逆罪に問われるであろうし、すでに崩れかかっている世界の荒廃が一気に進んでしまう。
エダードには目の前にやってきている「冬」の到来を感じながらも、家族のため、自らの正義のためそれを食い止めずにはいられない。

これまではジョン・アリンが務めていた「王の手」・・・
遺体しか登場していないジョン・アリンだが、エダードとロバートを父のように導き教えた人物、ということなのでエダード達よりも10歳以上の年長者だったということだろう。
その彼によって治められていた閣僚たちなのだから、そもそもエダードの言うことなど聞く気がさらさらない。彼らは独自の嗅覚で力のあるものに靡いている。
禿頭のヴァリス公ことスパイダーは、ドラマでは説明がなかったが「宦官」である。中国の後宮の宦官もそうだが、少年のロブやジョンですら生やしている髭がないということは「そういう意味」になるのだ。
スパイダーは王国に細かな情報網を張り巡らし、すべてを把握している。情報を制する者は、その地位以上の力を持つということで、彼が王国の影の実力者ということになるだろうか。もちろんエダード以上に。

そういった密かに描かれる宮廷のねじれは他にも。
ジェイミーは「王の盾」の一員なのだが、これは王の近衛兵にあたる。今回ロバートと「初めて戦場で殺した相手」について語り合っていたのがその「王の盾」の総帥、バリスタン・セルミー。
そこに入ってきたジェイミーはバリスタンに対して敬語を使っていた。さらにジェイミーは仕事としてロバートの私室の扉の外で警護をさせられ、それをロバートに嘲笑されていた。
これが「サーセイと自分以外皆敵」状態のプライド高きジェイミーにとって面白い状況であるわけがなく・・・
ジェイミーを突き動かしているのは野心ではなく、サーセイへの感情も愛情ではなく、ただひたすら欲望の赴くまま動物的に周囲を排除していってる感じなのだが、なまじ見た目が美形なので残虐さが緩和されてしまっている。
彼の「気分は独裁者」という状態が国をゆがめていく様子が、周囲にはとっても迷惑・・・そしてサーセイはジョフリーを第二のジェイミーとして育成中だし、更に迷惑は拡大していくのだ。

そしてジョン・スノウの「壁」での生活がスタート。
シーズン1の分の原作では、ジョンとデナーリスの成長がサイドストーリー的な軸になっているため、ジョンというのはとても感情移入しやすいキャラクターなのだと思う。
ジョンの生まれ持った影と神秘性のようなものに人は惹かれずにはいられないのか、ハリー・ポッター的に恵まれ、何くれと手を差し伸べる人が出てくる。ティリオンしかり、ベンジェンしかり。
その差し伸べられた幸運をきちんと受け止め、成長していくことができる器を持った人物として、ジョンはきっと今後ストーリーの中心に立つことになるのではと期待されるのだが・・・
しかし彼はナイツウォッチとしての道を選択したという、大きな制約を自らに課してしまった。その試練を乗り越えてジョンはどうなっていくのか・・・

ナイツウォッチという防人システムだが、結婚もできないし、職務以外では自由に壁を離れることもできない不自由な職業だ。
ジョンの同僚となったピップやグレンなどは罪人だが、罰を軽減してもらうためにナイツウォッチに志願している。よくアメドラで出てくるゴミ拾いのような奉仕活動にあたるのだろう。
そういう罰ゲーム的な選択はわからないでもないのだが・・・ベンジェン・スタークなどはどういう事情で壁に行こうと思ったのか、非常に謎。
スターク家の三男として生まれ、何不自由ない立場であったろうに、どこをどうしてどのタイミングで志願したのか・・・
ベンジェンが3話目になってちょっとかっこよく見えてきたのだが、多分この先彼はシーズン中出てこないので、とっても残念。彼の情報がこの先描かれることがありますように。
ナイツウォッチにいったんなってしまったら、もう二度とその立場から解放されることはないのだろうから、志願するということは本人たちが思うよりも重い事実を含んでいる。
ヨーレンやアリザー・ソーンあたりは罪人上がりな雰囲気だが、総帥のジオーは「モーモント」なので、デナーリスにつき従っているジョラーの父(「偉大な戦士」と語っていた)なのである。
ある程度の家柄の主だったはずの彼が家を捨てて壁に赴いたのは、ジョラーの罪の連帯責任なのか。そういう語られない個々のドラマが、なかなか想像をかき立てる。

アリアとブランのちびっこコンビが活躍してくれると癒しになって嬉しい。何しろこれ、悪どいオヤジたちのドロドロドラマだからなぁ。
がんばれちびっこたち!
・・・しかし、私が原作を読んでのシリオ・フォレルのイメージはKABAちゃん風味だったのだが・・・あんなモジャオヤジ・・・ ちょっと好き。

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【ドスラク】

◆ サー・ジョラー・モーモント
ラカーロに、自分の父親について「偉大な戦士」と語る。

◆ ラカーロ
ドスラク人の青年。デナーリスに無礼を働いたヴィサーリスを捕えた。

◆ 侍女イリ
デナーリスに仕える侍女。2話でデナーリスの入浴を手伝っていた中のひとり。
3話ではラカーロの言葉を通訳、デナーリスの妊娠に気づく。


【バラシオン&ラニスター】

◆ 蔵相ピーター・ベイリッシュ公
通称リトルフィンガー。小評議会の一員で、キャトリンの幼馴染で横恋慕の過去が。
キングズランディングにやってきたキャトリンを、自分の経営の娼館にかくまう。

◆ レンリー・バラシオン
ロバートの弟。小評議会の一員で、エダードとは良好な関係。

◆ 上級学匠パイセル 
小評議会の一員。「手」の鍵をエダードに渡した。

◆ ランセル・ラニスター
ロバートの従者の金髪の青年。ワインを切らして怒られる。ジェイミーとサーセイのいとこ。

◆ ヴァリス公
密告情報を取り仕切る、通称スパイダー。小評議会の一員。

◆ バリスタン・セルミー
騎士である「王の盾」の総帥。ロバートに初めて戦場で殺した相手について聞かれて語る。


【スターク】

◆ サー・ロドリク・カッセル
キャトリンの旅にお供している。

◆ ジョリー・カッセル
ロドリクの甥。エダードからサンサとアリアを連れていくように命じられたり、キャトリンを見送るエダードにつき従っている。

◆ シリオ・フォレル
アリアのダンス教師。舞うように剣をさばくことを教える

◆ 司祭女モーディン
アリアとサンサの教育係。アリアの暴言をいさめる

◆ ばあや
ブランにせがまれて「怖い話」をする。


【 壁 】

◆ ベンジェン・スターク
エダードの弟で冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)に従事。甥のジョンをナイツ・ウォッチに誘った人物。
3話ではジョンに、「壁」の向こう側に偵察に行くと告げる。

◆ ジオー・モーモント
ナイツウォッチの総帥。ティリオンと剣の練習を見下ろしている。
壁の現状について、サーセイに助けを求めてくれとティリオンに頼む。

◆ アリザー・ソーン
ナイツウォッチの剣の指導者。皮肉屋で、ジョンに「スノウ閣下」とあだ名をつけてあてこする。

◆ 学匠エイモン
壁をめぐる変化と、現在の不備についてティリオンに不安を語る。

◆ ヨーレン
ナイツウォッチの採用担当。ゲテモノ食い自慢をティリオンとしていて、クマの睾丸を食べた武勇伝を語った。

◆ グレン
剣の練習でジョンに最初にうち負かされたナイツウォッチ候補生。

◆ ピップ
剣の練習でジョンに二番目にうち負かされたナイツウォッチ候補生。
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「ゲーム・オブ・スローンズ」第1話「冬来たる」

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on 01.2013 ゲーム・オブ・スローンズ 2 comments 0 trackback

【 スターチャンネルHPエピソードガイドより 】
“壁”の反対側で謎の生物に襲われたと訴える“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”の脱走者が捕えられ、ウィンターフェル城に連行される。
領主エダード・スタークが不穏を感じた矢先、王ロバート・バラシオンの側近“王の手”の訃報が入り、エダードを後任にするため王一族がスターク家を訪れることに。
一方、復権を目論むターガリエン家のヴィセーリスは、騎馬民族ドスラク人の王に妹を嫁がせようとしていた。



再度一話目をちゃんと視聴したので、原作を読んでいない人のために、名前を呼ばれなかった家臣を含めて「名前の付いている」キャラクターについて説明をつけてみた。
名前については、吹き替え版ラストで声優クレジットのところに載っていたキャラクター名にそってみた。

この物語は、始まる前の前提がものすごく長い上に、ドラマとして語られていない既定の部分がとても重要になってくるので、さらっと語られている「過去」については聞き逃してはいけない。
ロバートとサーセイ、エダードとキャトリンの二つの夫婦は、本来は結婚するはずではなかった2組だった。
ロバートが地下の墓所でエダードに「妹君が生きていれば、血でも結ばれる運命だった」と語っていたように、エダードの妹(リアナ。2話目で名前が登場)がかつてはロバートの婚約者だった。
さらに、キャトリンはエダードではなく、エダードの兄(ブランドン。ブランはこの亡き兄の名前をもらった)の婚約者だったのだ。このことが2組の夫婦には常に重くのしかかっている。
キャトリンがエダードが「手」になることを止めるために言った言葉、
「お父様とお兄様は南へ召しだされ、どうなりました?」
に見られるように、キャトリンの中にもどこか常に忘れられない恨みが存在しているのだ。

その、エダードの父、兄、妹を奪った仇がテーガリアン家の王=狂王エイリスで、その仇討ちをしたことがロバートの王位簒奪になり、そしてターガリエンにとっては奪われた王位を奪還するために、デナーリスの売られるような結婚につながっていくわけだ。
ドラマで初めてこの世界に触れて、色々端折られた中でそこまでちゃんと消化できるのかどうか、ほんとに心配なくらいざっくりしてるので、世界観に圧倒された熱が落ち着いて冷静になった後は、ストーリーの把握に迷う人が続出しそう。

たくさん出てくるキャラクターで、七王家に血統が連なる人々はそれなりに台詞内に名前が出てくるのだが、家臣たちはほとんど呼ばれない。
そのあおりで、今後重要になってくるであろうと思われるのに基本的な説明がばっさり切られているのがシオン・グレイジョイ。ロブやジョンと年が近くて常に一緒にいるが、名前が呼ばれない青年だ。
処刑のシーンでエダードの剣を持っている役目をしていたり、エダードの周りで侍者的な役割をしている彼。散髪のシーンで軽口を叩いていたりもする。
原作では彼がスターク家にいる事情について1話目の範囲できちんと説明されているのだが、そこの部分がきれいにすっ飛ばされていた。
グレイジョイ家は七王家のひとつだったのだが、ロバートに反乱をしかけて滅ぼされ、生き残りのシオンがエダードに後見されて養育されてきた。戦国時代の人質のような存在だ。
原作だと常にチャラチャラしてなんでも笑い飛ばす性格で、その軽さをジョン・スノウがいたく嫌っている。
ジョンはジョンで「落とし子」としての居場所のなさを感じているわけだが、シオンはジョンよりもさらに誰とも血のつながりがなく、反乱者の子として浮き草のような立場を余儀なくされている。
そういう表面には現れない確執の説明をドラマではすぱっと全部落として、しかしシオンの性格について、ロブに命令口調で言われて「お前に従う義理はない」と反発した一言で表しているので、ハードルが高いにも程がある。
・・・まぁ今後重要になってくるって言っても、相当先だが・・・(シーズン2以降です)

そんな感じで、さらっと流してしまいそうな台詞ひとつひとつに、実はとても重要な要素が含まれていたりするので、ひとつひとつおろそかにせずに読みとっていく細密画のような作業がこれから始まるわけで・・・
七王国の世界にようこそ・・・「冬、来たる」ですよ。

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【スターク家】

◆ エダード・スターク
ウィンターフェルの城主でスターク家の当主。スターク家の紋章はダイアウルフ、一家の格言は「冬来たる」

◆ キャトリン
エダードの妻で、元はタリー家の出身。五人の子供がいる。
本来はエダードの兄ブランドンの婚約者。

◆ ロブ
エダードとキャトリンの長男。キャトリンの目配せでいたずらをしたアリンを寝かしつけるなど、落ち着いた兄としてふるまっている。

◆ サンサ
エダードとキャトリンの長女。ジョフリー王子との縁談に浮かれている。

◆ アリア
エダードとキャトリンの次女。おてんばで手芸よりも武芸の方が好き。

◆ ブラン
エダードとキャトリンの次男。城壁登りが得意。

◆ リコン
エダードとキャトリンの三男。まだ幼くて武芸の練習も見守るだけ。

◆ ジョン・スノウ
エダードの落とし子(私生児)で、ロブたちとは兄弟同然に育っているものの、エダードが彼の母親について語らないため、キャトリンに憎まれている。
自分の居場所を求めてナイトウォッチを志す。

◆ ベンジェン・スターク
エダードの弟で「壁」のナイトウォッチをつとめている。ジョンを「壁」に誘う。

◆ シオン・グレイジョイ
親の反乱によってスターク家預かりになっている存在。処刑の剣持ち係などスタークの家臣のような存在ながら、理髪シーンでロブやジョンと兄弟のように軽口を叩き合う。
しかしダイアウルフを殺そうとしたのをロブに止められた時反発したように、ロブたちに対しては屈折した心理を抱えている。

◆ 学匠ルーウィン
スターク家の実務担当のようで、キャトリンにティリオンの部屋のろうそくについて指示されている。
夜中にライサの手紙を持って寝室に来たのも彼。

◆ ロドリク・カッセル
スターク家の家臣。もみあげを結んであるのが特徴。エダードにつき従い、逃亡者の処刑にも立ち会う。

◆ ジョリー・カッセル
原作ではロドリクの甥。処刑についてきていたようで、ダイアウルフ発見のシーンに出てくる肩までの長髪男子が彼。

◆ 司祭女モーディン
サンサとアリアの養育係で、サンサの刺繍の出来を絶賛。


【バラシオン&ラニスター家】
◆ ロバート・バラシオン
七王国を束ねる王。昔は歴戦の勇者だったが、今は酒と過食ですっかり太っている。
かつてエダードの妹と婚約していたが、ターガリエンに殺害された恨みから王座を簒奪。

◆ サーセイ
ロバートの妻。ラニスター家の出身で、ジェイミーとは双子かつ愛人。
息子ジョフリーの下に王子と王女が一人ずついる。

◆ ジョフリー
バラシオンの第一王子。ロバートがサンサとの縁談を提案した。

◆ ジェイミー・ラニスター
サーセイの双子で、ラニスター家の長男。美貌で有名。
(原作では、ターガリエンの王との戦いで彼が王を殺害したため「王殺し」の異名を持つ)

◆ ティリオン・ラニスター
ラニスター家の二男。低身長症で「小鬼のインプ」と呼ばれている。
コンプレックスから高い知性を磨き、女好きとしても知られている。

◆ ハウンド(サンダー・クレイゲン)
ジョフリーの護衛で、猟犬の兜をかぶって顔半分のやけどを隠している。
二日酔いのティリオンに軽口を叩くシーンでは、原作では見られない気のきいたことを言っている。

【ターガリエン家】

◆ ヴィセーリス・ターガリエン
ドラゴンの子孫と言われるターガリエン家の生き残り。
冷酷な性格で、唯一の目標である王家再興のために妹をドスラク人の王ドロゴに嫁がせ、軍事協力をさせようともくろむ。

◆ デナーリス
ヴィセーリスの妹で、ターガリエン家の末娘。
唯一の血縁者の兄に虐げられて、言いなりにドロゴに嫁ぐ。

◆ カール・ドロゴ
ドスラク人の王。「カール」は「王」の意味。デナーリスは王妃なので「カリーシ」と呼ばれる。

◆ ジョラー・モーモント
デナーリスに本をささげた男。かつてターガリエン家に仕えていたと自称。

◆ イリリオ
豪商で、王家復興後の見返りのためにヴィセーリス兄妹を養っていた。ドラゴンの卵をデナーリスに献上。

【アリン家】

◆ ジョン・アリン
「王の手」としてロバートに仕えていたが熱病で急死。ロバートとエダードの師として二人を育てた。
キャトリンの妹ライサを妻とし、息子が一人。

【その他】

◆ 娼婦ロス
ティリオンの相手をした娼婦。

◆ ウェイマー・ロイス(原作での名前)
冒頭のナイツウォッチ三人組のリーダーで、高慢な貴族の子弟。

◆ ウィル(原作での名前)
冒頭のナイツウォッチ三人組の若者。脱走してエダードに処刑された。

◆ ギャレッド(原作での名前)
冒頭のナイツウォッチ三人組の中年の男。壁に戻ろうと提案した。
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「ゲーム・オブ・スローンズ」第2話「王の道」

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on 25.2013 ゲーム・オブ・スローンズ 0 comments 0 trackback

【 スターチャンネルHPエピソードガイドより 】

一命を取り留めたブランだったが、秘密が漏れるのを恐れるサーセイとジェイミーは罠をしかける。
“王の手”の指名を受けたネッドは、妻を残し娘たちとキングズ・ランディングへ。ジョン・スノウは“壁”を守る“冥夜の守人”となるため北へ向かい、サーセイの弟ティリオンも一群に加わる。
一方、“狭い海(ナロー・シー)”の向こうでは、ドスラク人の王に嫁いだデナーリスが夫と心を通わせようと苦心していた。



2話目でもうレディが殺されるところまで進むとは、進行の速さに目が回るようだ。

原作を読んだ上で「ずいぶん削られてるなぁ」と思うので、ドラマから入った人はこの入り組んだ人物の構図についていけてるだろうか。登場人物、これからざっくざく増えるのに、脇に出てくるおっさんたちなんてほぼ名前も紹介されずにざーっと流されているのでちょっと心配になってしまう。
このドラマは英国俳優さんが多いので、脇チェックできない分、主要でない登場人物の名前を照合できるように下にまとめてみた。
原作読んでても、ドラマ化する上で場に登場する人が違ってたりするので、整理していかないと混乱しそう。

基本、大きな流れで「バラシオン&スターク」対「ターガリエン」の覇権争いがベースになっている。
かつてロバートはエダードの妹リアナと結婚するはずで、エダードの妻キャトリンは、エダードの兄ブランドンと結婚するはずだった。
ところがターガリエン家の王エイリスがリアナ、ブランドンを殺害(この辺は台詞でざっくり語られていた)。そこでロバートがターガリエン王家を斃したのだった。(王を実際に殺害したのはジェイミー)
それでロバートとサーセイ、エダードとキャトリンが結婚することになったといういきさつが様々な不幸の発端になっている。
そのエイリス王がデナーリスとヴィセーリスの父なので、双方が双方の仇という構図なのだ。だからロバートがターガリエンの兄妹に暗殺指令を出し、ヴィセーリスは王座復活を目論んで妹を蛮族に売ったわけだ。
そこに、サーセイとジェイミー、ティリオンの実家であるラニスター家の野心、ロバートの「手」であったジョンを失ったアリン家の迷走・・・
ここまで挙げた王家は5つかな?えっと、あとキャトリンの実家のタリー家と、スターク家預かりになってるシオンのグレイジョイ家で7王家。
よし、基本は把握できた!・・・かな?

あんまり原作原作言うのもいやらしい感じなのだが、2話目で大事な部分で「原作にない場面で、原作にない設定」が登場していた。
それはサーセイがブランのお見舞いに行って、キャトリンの知らない亡くなった長男の死についての逸話を語る場面。
黒髪の長男が亡くなって嘆き悲しんだというあの話は、サーセイの性格づけにおいて非常に複雑さをもたらすことになるが、どういう着地をするつもりで盛った話なのだろうか。
それと、エダードが「お前もスタークだ」と言って別れた、とってもいいジョンとの別れのシーン。あれもオリジナルだ。
子供たちは原作でもドラマ同様仲良しだが、エダードはキャトリンの手前ジョンに対してそんなに父親らしくはないし、キャトリンももっと継母としてジョンに酷いことを言ったりしてるのだが、そのシーンは割愛されている。
スターク公夫妻は結構いい人寄りに性格が修正されてる。そうすると今後ジョンの出生はこの先どういう風に結論付けられるのか・・・

1話目ではブランのダイアウルフ(サマー)しか出てこなかったが、アリアのナイメリアと、サンサのレディが出てきた!
女子ウルフだったせいか、ハスキー犬から般若っぽさを抜いたみたいなカワイイ感じで、想像してたのと違ってかなりモフモフしていた。
そのせいか、二匹のそれぞれの別れのシーンが胸に迫った・・・レディには罪がないのに。飼い主があんなんだから・・・
スターク家の子供たちにとっては守護神のような存在のダイアウルフ。なのにレディを失ってしまったことで、サンサの運命はスタークらしさから逸れた方向に行くことになるのかもしれない。

・・・でも、この先そんな象徴とか関係なく突発的に思いつきとか気まぐれでやってないかと思うくらい、思いもしないような方向に不幸が降り注ぐからなぁ・・・
視聴者の悲鳴が今から聞こえるようですよ・・・

試写会は吹き替えで、先行放送は字幕放送だったのだが、本放送は吹き替えで見る予定。また2話目で気づいたところがあったら追加したい。
字幕で見てみると、ティリオンの「貴公子だが下品」という口調が光っていた。言い回しの格調が感じられるというのは字幕ならではだと思う。
字幕と吹き替え両方見たいなぁという無茶な欲求もあったりして・・・

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【ドスラク】

◆ サー・ジョラー・モーモント
1話でデナーリスに本を贈って取り入り、その後ずっとつき従う。以前はスターク家に仕えていたが、密猟者を隠れて売っていたことを咎められ、エダードによって追放される。

◆ 侍女ドリア
デナーリスに「男の術」を教えた侍女。

◆ 侍女イリ
デナーリスに仕える三人の侍女のうち丸顔の侍女。

◆ 侍女ジキ
デナーリスに仕える三人の侍女のうち、カーリーヘアの侍女。

【バラシオン&ラニスター】

◆ トンメン
サーセイの幼い息子。「ブランは死ぬの?」とティリオンに無邪気に尋ねる。

◆ ミアセラ
サーセイの末娘。

◆ サンダー・クレゲイン
ジョフリーの護衛で通称猟犬(ハウンド)。顔半分に火傷を負っている。サンサがイリーン・ペインに怯えているところに追い打ちをかけた。
ジョフリーがナイメリアに噛まれた件でマイカーを殺害。

◆ イリーン・ペイン
狂王(デナーリスの父エイリス)に舌を抜かれたため口がきけない「王の首切り人」。サンサが彼を見ておびえる。

【スターク】

◆ ベンジェン・スターク
エダードの弟で冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)に従事。1話で甥であるジョンをナイツ・ウォッチに誘う。
2話ではジョンとティリエンを連れた壁への旅の途中で、罪人たちをナイツ・ウォッチに加えるため連れてくる。

◆ マイスター・ルーウィン
スターク家の相談役で、ブランの治療にあたっている。
2話では、ブランの傍を離れないキャトリンに事務の停滞を憂慮して進言。キャトリンの秘密会議にも呼ばれるなど信頼が厚い。

◆ サー・ロドリク・カッセル
スターク家の老武術指南役。キャトリンの秘密会議に呼ばれ、キャトリンの旅にお供することを宣言する。

◆ シオン・グレイジョイ
七王国のひとつグレイジョイ家の末裔で、父の反乱の代償としてスターク家に捕虜として預けられている。
しかしキャトリンの秘密会議に呼ばれているように信頼され、ロブたちとは兄弟のようにして育ってきた仲。

◆ ジョリー・カッセル
サー・ロドリク・カッセルの甥でスターク家の衛兵隊長。エダードのキングズランディング行きにつき従う。
アリア捜索の最中、エダードに見つかったと報告(原作では家令のプールの役目)。エダードがレディに手を下すため、アリアとサンサを任された。

【その他】

◆ マイカー
アリアの遊び友達の少年。貴族ではなく庶民なのにアリアと剣術ごっこをしていたため、酔ったジョフリーの残忍さに火をつけることに。
報復としてハウンドに捕えられて殺された。
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くまぷーの海外ドラマblogの新館です。お引越しして心機一転、色んな海外ドラマの感想や情報について書いていこうと思います。 最近のお気に入りはパトリック・ジェーンのクシャ笑顔とゴーレン刑事のキレ芸。

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