スポンサーサイト

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on --.-- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「スパルタカス」

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on 08.2010 その他 0 comments 0 trackback
この一ヶ月、なかなかここのブログの形で書けなくなっていました。
ちょっとずつリハビリはしているのですが、いったん気持ちが切れると難しいですね。

そこで、ここのところ見ていたドラマについての感想を書きつつ、ストレッチ感覚で戻していこうと思います。


まずは「スパルタカス」。
 スター・チャンネル「スパルタカス」HP

スカパーのパックに入っていない映画専門チャンネルのスタチャンでの放送だったので、この一本のために結構お高い料金を払うのか?と、かなりの逡巡がありましたが、プレミア放送を見てこれは見ておくべきかも・・・と。


(スター・チャンネルHPより)
時は共和制ローマの時代。トラキア人の村をローマ軍副将グラベルが訪れ、東方からの侵略者討伐のための補助軍に加わるよう要請する。トラキアの村の人々は近隣の蛮族制圧を条件にこれを渋々承諾。屈強な戦士スパルタカスも妻スーラの心配を余所にこの戦へ参加。
スパルタカスは敵陣への偵察で蛮族がトラキアの村を襲おうとしていることを知るが、彼らを信用しないグラベルは蛮族制圧を切り上げ、侵略者討伐に参加すると言い出すのだった。これに反発したトラキア人たちとグラベルが衝突し、ローマ兵数名を殺してしまう事態に発展。この結果、トラキア人の村は焼き払われ、スパルタカスの妻スーラも奴隷として連れ去られてしまう。そして、スパルタカスは闘技場で公開処刑されることになるのだが…。


「スパルタカス」といえば、カーク・ダグラス主演映画が有名ですが、このドラマは舞台も出てくる人物もかぶったりしますが、全く内容は異なります。映画ではスパルタカスは最初から奴隷ですが、ドラマではトラキアの兵士だったのがローマへの反乱によって奴隷に落とされるという設定です。
最初の時点ではスパルタカス弱いです。「スパルタカス何やってんの、お前の浅慮のせいで村とか妻とか大迷惑だし」・・・と思わずにはいられないという。
戦い方も知らずすぐにキレる、「オラは村一番の力持ち」程度のスッカスカな短気男なのですが、妻を取り戻すという僅かな希望のために、スパルタカスはじっと耐え忍んで次第に力をつけて、人間的にも成長していきます。
しかしスパルタカスを拾って剣闘士にしたバティアトゥスにとっては、剣闘士はただの野心のコマ。スパルタカスの復讐心を利用してのし上がろうとするのでその過程で様々なものが犠牲に。恩を感じていたバティアトゥスが最大の敵だと気づいたスパルタカスの怒りが爆発する・・・というところで、現在シーズン終盤の山場を迎えようとしています。

このドラマ・・・グロいです。
サム・ライミが最新技術を駆使した独特の映像美がこのドラマの売りなのですが・・・確かにすごい。
TVの前で見ている人間に、格闘場の砂、汗、そして血しぶきがリアルでかかってくるかのような臨場感。
腕や首はすっぽーんと飛ぶわ、腸ははみ出るわ、血生臭さが匂い立つような映像です。人間の殺し合いは当時の娯楽・・・そこに自分も見物人として入っているような歪んだ錯覚に陥る、変なアドレナリンが出る瞬間があります。
お子様にはお見せできない、大人でも苦手な人は要注意です。ほんとに。

そして、エロいです。
なにせローマ時代ですから、まだ一般庶民の性モラルなんてケダモノとそう変わらない感じで、逆に貴族は文化的に爛熟しすぎて過激な性を娯楽として求めるようになってるという感じで、それを隠すところなく(ボカシは入っていますが)映像化しているわけです。
格闘場で乳丸出しで応援してて、興奮しすぎてその場で始めちゃう一般庶民とか・・・前戯はめんどくさいから奴隷にやらせて本番だけ当人同士が交わるとか・・・もうね。
まったくもってお子様にはお見せできません。

突き抜けたエログロばかりが注目されて、中身は期待はずれということもままあるのですが、スパルタカスでは人間ドラマとしての側面もきっちり深く描いています。スパルタカスの苦悩だけじゃなくて、悪人たちも単なる悪人ではなく、きちんと筋が通った説明がされてるので見ていて非常にすっきりとして見られるのです。
エロもグロもありのままのリアルで、人間の欲望をありのままに描いているので、まぁ出てくる人出てくる人イヤなやつらばっかり。どうやったらのし上がれるかとか、どうやったら陥れられるかとか、お前らそれだけかい!とツッコミたくなることも・・・
でもそういう弱さと脆さが人間らしさなのでしょうか。ローマという時代を描きながら逆に現代性を感じるというか、人間の欲望というものの時代を超えた普遍性を感じずにはいられません。いい人はどんどん死んでいくのでちょっと切ないのですが。

そんな中で私のお気に入りは、グラディエーター虎の穴の鬼軍曹、ドクトールさんです。彼だけはまっすぐで歪みなし!です。
彼も昔はトップ剣闘士だったのですが、最強の男の前に無残に敗れ去ったものの一命をとりとめ、現在はバティアトゥスの配下で訓練所の教官をしているという境遇。滅多に笑わず、生徒たちには鬼のように厳しく、しかし頑張った剣闘士にふとしたところで見せる情に彼の苦悩と温かさを垣間見ることが出来るのです。
スパルタカスにとって目下の最大の敵はバティアトゥスなのですが、バティアトゥスは自分では戦えない頭脳派なので、彼に忠誠を捧げているドクトールさんをどう倒すかが鍵に・・・。
しかし、万事ストイックなドクトールさんには全くのスキがないので・・・でも私はスパルタカスよりドクトールさんを応援するなぁ(おい)。
あと、スパルタカスのライバル剣闘士、クリクススの動物的なまっすぐさがだんだん可愛く思えてきました。彼の・・・まるで中学生男子のような間違いだらけのまっすぐな恋愛模様が、馬鹿だなぁと思いながらもつい応援したくなってくるのです。何しろ、みんな赤ん坊のように欲望に忠実なので、ある意味ピュアなんですよね。
そしてクリクススはそのピュアな心の向かう方向に全力疾走中なので、笑えるほどに周囲が見えてない・・・。きっとつらいことになってしまうのでしょうが、ガンバッテ欲しいです。

全編、男と女のあられもない肉体と欲望の見本市というドラマで、スパルタカス役のアンディ・ホイットフィールドのオーラも次第にスターの輝きを増してきて、2ndからやっとカリスマスパルタカスが姿を見せるかな、と期待していたのですが・・・
あろうことかアンディ・ホイットフィールドのガンが発覚して2ndの制作が中断・・・・。
一度は完治して再開されたという朗報が伝えられたのですが、結局すぐに再発が発表されて、アンディは降板を余儀なくされてしまいました。非常に残念です。
何しろアンディのスパルタカスのできがあまりによかったので、他の俳優さんで続きを撮る、というのはあまり現実的ではないような気がします。どこかで「2ndの脚本を変更して前日談を撮る」というような話をちらっと見ましたが、どうなるんでしょうかね・・・

このドラマ・・・もしDVD化されたら、ぜひご覧になってみてください。それも、なるべくいいテレビで。
そうでないともったいない映像です。
関連記事

▶ Comment

▶ Post comment


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

▶ Trackback

trackbackURL:http://kumapdrama.blog77.fc2.com/tb.php/1371-e11a00f6

プロフィール

くまぷー(海外ドラマ)

Author:くまぷー(海外ドラマ)
FC2ブログへようこそ!

くまぷーの海外ドラマblogの新館です。お引越しして心機一転、色んな海外ドラマの感想や情報について書いていこうと思います。 最近のお気に入りはパトリック・ジェーンのクシャ笑顔とゴーレン刑事のキレ芸。

メールフォーム

コメント以外のご指摘、ご連絡はこちらよりお願いいたします。

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。