スポンサーサイト

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on --.-- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「グッドワイフ」 第4話「疑惑の陪審員」

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on 30.2010 グッドワイフ 1 comments 0 trackback

(NHKホームページより)
アリシアは大手製薬会社を相手取った薬物被害訴訟に駆り出される。
原告は元トライアスロンの選手レイ。医師に処方された薬ザナプリルを飲んで脳卒中を起こし、下半身不随になった。
勝訴すれば製薬会社への集団訴訟に発展する重要なケースだ。レイの妻キャロルのもとには全国の被害者たちからたくさんの応援の手紙が届いていた。

一方でアリシアは夫ピーターの弁護士ダニエルに呼び出される。ピーターの控訴審の準備が進んでいた。


今回は、相手側弁護士を見て「犯人!」とは思わなかったけど、その後ERにサード・ウォッチのヨーカスが出ていたのでなんという絶妙なタイミング!と笑ってしまった。相手側弁護士にどうしてもそういう罠が潜むのだな。

前回はケイリーのサポートに回ったものの、新人にしてはスタンドプレイな感じで裁判を担当してきたアリシアだが、今回は大手事務所の一人として大きな訴訟を支える歯車としての役割を果たしていた。
そういう地味な役を割り振られてもドラマとしてちゃんと話が盛り上がる形を作るとか、全体を通して描かれるピーターの裁判をおりまぜて両方きちんとつなげてみせるあたり、脚本のうまさが充分に感じられるエピソードだったように思う。

最初のうちアリシアがダイアンの事務所に採用されたのは、ピーターの弁護を受けたりしてるからか?とか思っていたのだが、一向にピーターの弁護をしているという様子がなかったので、「誰がピーターの弁護を担当してるのだろう」と不思議に思っていた。
そしたら今回ゴールデンという人物が登場して、あぁやはり別の事務所がやっているのかと納得。夫婦であっても利益相反が発生するので、夫婦をまとめて弁護するわけじゃないものね。
そしてゴールデン側からすれば、アリシアの協力が裁判の鍵になるわけで、アリシアと子供たちを取り込んでしまうことが先決ということからあのプレゼント攻勢になる、と。夫婦の間に弁護士が立つとろくなことにはならないな・・・。

今回の裁判で、原告の妻キャロルは法を曲げてでも夫を支えるために勝利をものにしたかった。
しかしアリシアは、夫に裏切られた立場から、「何がなんでも」「法を曲げてでも」という気持ちにはなれない。
勝利を勝ち取ることと法を守ることの狭間で苦悩するアリシアの心理が、非常に痛々しく感じられて切ない。
自分たちが尽力して勝ち取った勝利は実は歪められたものであり、しかしそれは夫婦愛と被害者の声を叶えるためにどうしても必要なものだったという・・・原告の妻キャロルの「えぇ勝ちました」と言い切った表情に、正義はなかった。
でも彼女は後悔はしていないのだろう。正義を貫いたはずなのにアリシアには苦い思いだけが残る・・・
そうは言っても、カリンダが「検事局に清廉潔白な人間なんていない」と言い切ったように、何かしら超法規的なことに手を染めない限り正義は守られないのかも知れないわけで。
アリシアの勝利を支えたのも、カリンダが汚れ仕事をを引き受けてくれるから、でもあるわけだ。

・・・だとしたら、アリシアは夫の裏切りと不正を必要なものだった、と受け入れないといけないのだろうか。
子供たちの笑顔がちりばめられた幸福の記憶の象徴だったブレスレットが、横領によって手に入れられたものであっても・・・。そこを突きつけられたアリシアが今後ピーターの裁判にどう関わっていく決断をするのか。
あのビデオの見せ方があざといくらいにうまい。ベッドの半裸の夫と女の子の嬌声でげげーと思ったら、夫と子供たちの思い出ビデオだったという展開。そしてそのアリシアの気持の流れを演じているジュリアナのうまさが感動モノだ。
あのアクセサリーのしまわれようといい、ピーターの書斎の机の突っ込まれようといい・・・まだ色々と片付いてないんだなぁと思わせる細かい演出全部にいちいちうんうんと感心させられる。ほんとにうまいドラマだと思う。

ダイアンがアリシアに対して実は含むところがあるのか、それとも計算があってアリシアをそばに置いてるのか見極めが難しいと思っていたのだが、ダイアンはなんとも有能で切れ者の弁護士なんだということはよくわかった。そうでなかったら大手の弁護士事務所で看板はっていないのだろうが。
今回が企業相手の集団訴訟だったために、まるで「ダメージ」のパティ・ヒューズにその姿がかぶってしまった。決して敵にまわしてはいけないが、味方にすると身の破滅になりそうな、勝利のためならいろんなものを引倒していく引力の持ち主、そんなパティにかなり近い。
そんなダイアンがアリシアに噛んで含めるように言って聞かせた言葉は非常に深い。
「私たちはただ法に従うだけ それが正しくても間違っていても、法に従うだけなの」
法律家たちは、きっと黙って法に従ってるだけではなく、その法の動きを自分側に引き寄せるためにあの手この手を繰り出して、法廷という舞台に立つ前に伏線を張った上で「従っているふり」の芝居をしているのだろう。
その原則が守れない人間が舞台に立つと、秩序が乱されて法自体を守る原則のバランスまで崩れてしまう・・・
アリシア一人のつっぱりで済まないからこそあんな風にダイアンは言ってきかせたのだろうが、不正に対して潔癖な気持ちがぬぐえないアリシアは、このままその原則を納得出来るのだろうか。

次回はどうやら懸念していたウィルとの関係が出てきそうなので、またそれも楽しみ。
いいですなぁこのドラマ。だんだん面白くなってくる!

--------------------------

【 脇俳優チェック 】

◆ピーターの弁護士ダニエル・ゴールデン .... Joe Morton
「CSI:NY」第1シーズン20話「需要と供給」では、マックの上司のヒルバーン室長役。ステラに対して苦情が出ていたことやチームの体制の乱れについてマックに説教する。
「Dr.HOUSE」第1シーズン17話「大統領候補のエイズ疑惑」では、まさに邦題のとおりに選挙活動中に倒れ症状からエイズ疑惑がかかった上院議員ゲイリー・ライト役。
「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」第4シーズン23話「報復の連鎖」では、レイプ殺人の被害者の女子学生バネッサの父レイ役。親子で心がすれ違ったまま娘を死なせることになったレイは、ステイブラーに犯人を教えて欲しいと詰め寄る。
「ヤングスーパーマン」の第1~2シーズンに偏屈な地質学者ハミルトン役で登場している。
映画「ターミネーター2」で、サイバーダイン社の技師でターミネーターを解析してスカイネットを開発したダイソン役を演じていた。サラ・コナーが彼を殺してスカイネットの開発を止めようとするがサラの言葉に理解を示す。しかし無残な最後を・・・・
「ペイチェック 消された記憶」では、ベン・アフレック演じるマイケルを拘束したFBIの捜査官ドッジ役。彼の思わぬミスによってマイケルは拘束を逃れて脱出することに。
他には「スピード」の1と2、「ブルースブラザース2000」など、出演作多数。
「ブラザーズ&シスターズ」第4シーズン3、4話、「White Collar」第2シーズン7話に登場予定。

◆原告レイ・デモリー .... Patrick Heusinger
「ゴシップガール」第2シーズンでは、第1シーズンラストにチャックにひどい捨て方をされたブレアが、あてつけのために付き合った大学生のジェームズ役。しかし彼の正体はイギリス貴族のマーカスだったことからブレアは夢中になるが、さらなる隠し事が・・・
「救命医ハンク」第2シーズン10、12話に登場予定。

◆薬害裁判の判事 .... Chip Zien
映画「ハワード・ザ・ダック」では、ハワードの声を担当していた。
「CSI:4」10話「歪んだ果実」では、現場に残っていた靴跡からスケボーをやる高校生を絞り込むために学校で生徒の靴をチェックしていたところ、連絡を受けて「捜査に協力する必要なし」と法律論をぶちかまして生徒を連れ帰った弁護士役。
ミュージカル俳優としてブロードウェイなどで活躍している。
「アグリー・ベティ」第4シーズン12話に登場予定。

◆陪審員選出のコンサルタント .... Leslie Hendrix
「LAW & ORDER」本家では第2~20シーズン、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」では第1シーズン、「LAW & ORDER:クリミナルインテント」ではシリーズを通して検死官エリザベス・ロジャース役を演じている。「Law & Order: Trial by Jury」にも同役で1エピにゲスト出演。

◆ザナプリルの製薬会社の弁護士マクルーン .... Chris Bauer
「トゥルー・ブラッド」では、度重なる殺人事件の捜査を担当しているアンディ役。彼の苗字「Bellefleur」にビルは過去で関係があった記憶がある模様。
「クリミナル・マインド」第1シーズン9話「テキサス列車ジャック」では、精神疾患のために自分の体内にチップが埋まってると思い込み、それを取り除かせるためにエルの乗っている列車をジャックしたテッド役。
「NUMBERS」第4シーズンでは、機械工学が専門のレイレイことガラスキー博士役。3話では事件に協力していたが、11話ではチャーリー自宅の池のポンプ修理に駆り出されていた。
「サード・ウォッチ」ではヨーカスの夫フレッド役。アルコール依存症で生活は苦しく、ヨーカスとの夫婦仲も何かとすれ違いがち。
「CSI:7」12話「甘い死体」では、過去に類似事件があったのに連続性をしてきされずに迷宮入りとなっていた件で、過去の事件を色々事情がありながら結局手抜き捜査で終わらせていた当時の担当刑事役。

◆トーバーの近所の老女 .... Elaine Kussack
「アグリー・ベティ」第3シーズンでは、7話「臨時休業日」でベティのアパートの屋上でのシークレットパーティにきていてウィルミナに話しかけた、ベティの下の部屋に住んでいるおばあちゃん役。11話にも登場していた。
関連記事

▶ Comment

スレチですが、シュー先生の奥様情報、ありがとうございました。
思わぬところに思わぬ人が出ていたりするので、楽しみが増しますね。

ヨーカス、「ER」にも出ていたんですか!
「WAT」のお姉さん役にも驚いたんですけど。

11時からの放映になってから、NHKBSの海外ドラマ、見逃してしまいます・涙
「グッドワイフ」も1回しかみてないな~。
「モンク」や「ダメージ」のように、CS放送になってからじっくり見れるかも・・。
2010.10.31 11:35 | URL | くーみん #Fa729k/k [edit]

▶ Post comment


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

▶ Trackback

trackbackURL:http://kumapdrama.blog77.fc2.com/tb.php/1388-9b1e1c40

プロフィール

くまぷー(海外ドラマ)

Author:くまぷー(海外ドラマ)
FC2ブログへようこそ!

くまぷーの海外ドラマblogの新館です。お引越しして心機一転、色んな海外ドラマの感想や情報について書いていこうと思います。 最近のお気に入りはパトリック・ジェーンのクシャ笑顔とゴーレン刑事のキレ芸。

メールフォーム

コメント以外のご指摘、ご連絡はこちらよりお願いいたします。

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。