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「グッドワイフ」 第18話「十二人の善良な市民」

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on 08.2011 グッドワイフ 0 comments 0 trackback

NHKホームページより
女子大生殺人事件で選ばれた12人の陪審員たちが有罪、無罪をめぐり審議する。事件は大学の女子寮内でのパーティーの最中に起きた。2階で銃声が聞こえ、1階にいた学生たちが上に行くと被告人ビアンカと被害者ヘザーがいたというのだ。
アリシアたちはトイレで銃声を聞いたというビアンカを弁護。だが、学生のひとりが携帯のカメラで撮影した事件直後の写真には、遺体のそばで血だらけのビアンカと床にある銃が写っていた。


「女検察官アナベス・チェイス」で、似たような「陪審員と司法取引のぎりぎりの駆け引き」のエピソードがあった。(第1シーズン15話「合理的な疑い」)
あれは、自供もとれたラクに有罪が取れる裁判だったのが、自供が証拠として認められなくなったために厄介な裁判になり、陪審員の判定で重罪での有罪に賭けるか、司法取引でぎりぎり有罪に持ち込むかをとる決断に迫られたという話だった。
結局アナベスが勝利に対して確信が持てなくなったためにぎりぎりで取引をしてしまったのだが、陪審員に後から「実は有罪評決が出てたのに」と聞かされるのだった。
その時被告側弁護士が「たった一人に合理的な疑いを持たせればいい」と言っていたが、それは陪審員とは限らず、敵に対して勝利への確信に対するゆらぎを生じさせることでもあった。このエピソードもそれと同じで、被告自身の勝利への確信とか、弁護士チームへの信頼とか、そういうものが揺らいでしまったために勝利を自ら手放してしまったようなものだ。
ビアンカは自分の無罪を最後まで信じることができなかったために、無罪なのに10年刑務所に入るハメになってしまった。この司法取引の制度は正常に機能していないのではないかと思うことが時々ある。

硝煙反応が第三者にうつったということについて「CSI:NYでは移るって言ってた」とか陪審員が言ってたが、いまどきの陪審員は科学捜査ものとかリーガルサスペンスで変に素人知恵をつけているというあたりがちょっとリアル。自分もそうだけど。
多分自分が裁判員制度で呼ばれることがあったら、「CSIでは」とは口に出して言わないけど、ドラマでの聞きかじりで突っ込んでしまいそうな気がする。
殺人事件の陪審だというのに、陪審の人たちのテンションが最初えらく軽くて、あんなに客観性を欠いた感じで審査されたらたまらないなぁと思って見ていたのだけど、次第にお互いの考えをぶつけていくうちに、流されたり逆に確信を固めたりしながら真摯に結論へと導いていくところが、裁判の行方と同時進行で次第に緊迫感を増して行ってなかなか興味深く描かれていると思った。
陪審員個々の出自はほとんど語られていないのだが、それぞれにキャラの濃そうな12人の面々が素人ならではの見方で結論を出していくという、陪審員というのは脆そうでいてなかなか意義のある制度なのかもしれない。実際、素人の「感情」に裁かれるというのはかなり怖いとは思ってしまうものの、素人を納得させられる証拠や筋立てはやはり必要だろうし・・・
裁判制度についての問題点などが様々に盛り込まれていて、このエピソードひとつだけで色んなことが学べるし考えさせられるようになっている。

それにしても・・・ダイアンと弾道解析のカート・・・ほぉらやっぱり!
ダイアンはリベラル気取ってるけど、絶対銃振り回す保守派のカウボーイに逆に惹かれるだろうと思ってたんだ。
無理よ、って帰ろうとしてたはずが、部屋まで行ってしまったというのを裁判で暴露されるとは、ダイアンにしてはかなり脇が甘かったとしか言いようがない。
そのためにかえって意地になってアリシアとウィルの関係を「何も無いなんてありえない」と決めつけてしまうことに。
ウィルもダイアンも、お互いを敵に回している場合じゃない時期に、色恋沙汰でモメてる場合じゃないのに・・・
その点でいったら、アリシアも自宅で色恋の話をしてしまうあたり脇が甘い。母の恋話を聞いてしまったグレースはいったいどう思ったか。どんどんフロリック家がこじれていく予感。

今回出演していないのに、ピーターが存在感だけ漂わせていたのがなんだか重かった。
アリシアがふらついてる間にケイリーはどんどんアリシアのいい面を吸収して成長してるし、ウィルや家庭のことで悩んでいる場合ではない。
でも、弁護士として働き始めたのは家族の暮らしを支えるためだったわけで、家族をないがしろにしてキャリアを大事にするのは本末転倒だ・・・
夫が汚職検事で再就職が弁護士で・・・という、ちょっと現実離れした設定のはずなのに、なぜかとてもアリシアの悩みが「普通」に等身大に描かれているのが落ち着く。普通の主婦のはずのデス妻の方が現実離れした波乱万丈になるのが不思議。デス妻の場合はあれはあれで面白いんだけどね。

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【 脇俳優チェック 】

◆担当判事 .... David Paymer
初登場の1話「夫の裏切り」では、アリシアが初めて担当した事件の担当判事だった。6話「冤罪」では、コンビニ強盗冤罪事件の再審担当判事。
出演作品は1話のエントリーを参照。

◆裁判で証言したバートン刑事 .... James Carpinello
初登場14話「48時間」では、ベビーシッター殺人事件の担当刑事で、カリンダが知り合いであることを利用して現場に入れてくれと頼んでいた。
出演作品は14話のエントリーを参照。

◆ビアンカとヘザーと3Pした男ジョシュ .... Tom Pelphrey
「CSI:マイアミ7」6話「白ユリの墓」では、ギャングのジョセフ・サルーチが娘殺しの復讐を依頼した、ギャング仲間のミック・ラゴーサ役。ラゴーサはサルーチの裁判で証言しようとした証人キャンベル殺害で名前が浮上する。
「NUMBERS」第3シーズン19話「飛行機墜落事故の目的」では、墜落事故の飛行機のプログラムを書き換えたIT部のマイク・デイリー役。事件の核である麻薬の密売人を捕らえるために囮として捜査に関与させられるが、びびって失敗してしまう。

◆陪審員長(長髪のヒゲ男) .... Christopher Evan Welch
「ナース・ジャッキー」第1シーズン4話「色のない世界」では、グレースの学校所属の児童心理学者スキップ役。グレースが色のない絵を描いたりする挙動について不安障害の兆候があるから、投薬治療を始めるべきとジャッキー夫婦に進言する。
「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」第7シーズン3話「911」では、警察に電話で助けを求めてきた少女マリアが、「パパ」と呼んで怯えている存在リチャード役。彼が巧妙に居場所を隠蔽していたために、捜査の過程で何度もマリアは狂言ではないかと疑われる羽目になる。
「LAW & ORDER: クリミナルインテント」第2シーズン13話「逆論理の悲劇」では、精神科医ローランド殺害で、容疑者が住んでいた施設で精神疾患の患者を治療していた眼科医ダイサート役。実はダイサートは別の目的で驚愕の実験を行っていたのだった。
映画「それでも恋するバルセロナ」では、画面上には出てこないものの、ストーリーの大半を説明し進行させるナレーション役。

◆赤い帽子のハデな女性陪審員 .... Tovah Feldshuh
オフィシャルサイトあり。
「アグリー・ベティ」第4シーズン12話「都会の孤独」では、ベティとアマンダのアパートの住民の女性役。ベティが知らずに招き入れた泥棒の被害でアパート住民たちが大騒ぎしている時、頭にカーラーつけて棒付きキャンディを口に騒ぎに参加していた。
「LAW & ORDER」シリーズ本家では、第2~17シーズンの長きにわたって弁護士ダニエル・メルディック役でたびたび登場し、2003年にはその存在感ある演技でエミー賞ゲスト女優賞にノミネートされている。。
映画「Kissingジェシカ」では、ジェシカの母で典型的なユダヤ教徒のジュディ役でゴールデンサテライトアワード助演女優賞を受賞。その他「レディ・イン・ザ・ウォーター」など。
「女検死医ジョーダン」第5シーズンに登場予定。

◆ダイアンに取材に来た記者 .... Andy Powers
「LAW&ORDER クリミナル・インテント」第2シーズン7話「悲しき妄想の果てに」では、資産家ダベンポート家の子息リックの友人ジョシュ役。ダベンポート家の娘アンドレアと一緒に殺害されて発見された。
「FBI~失踪者を追え」第2シーズン17話「兵士とフィアンセ」では、失踪者ケビン・グラントとイラクで同じ隊にいて戦闘で片脚を失ったジェフ・クレイ役。クレイが負傷した戦闘には不自然な点が多く、それを確かめるためにジャックとダニーはイラクへ飛ぶことに。
「CSI:4」11話「地獄の12人」では、一人だけ無罪の評決を出して協議を長引かせたために、アレルギーを使って殺害された被害者の大学院生クリス・ギボンズ役で登場していた。
「ER」第11シーズンの1~4話では、アビーと同期インターンのハワード役。ハワードは強迫性障害のためER研修がままならず、しかし自分では病気を認められずに辞めていく。おかげでニーラがインターン研修に戻ることができたという、はっきり言ってニーラの遅い反抗期のダシにされた非常にかわいそうなキャラだった。
「OZ」では、囚人フランクリン・ウィンスロップ役。「TAKEN」では成人したエリック・クロフォード役。

◆禿頭の陪審員 .... Joel Hatch
冒頭、真っ先に部屋に入ってきた男性陪審員。
「プリズン・ブレイク」第1シーズン14、15話では、リンカーンの死刑執行を延期したケスラー判事役。ヴェロニカが事情を確認したところ、判事のもとにステッドマンのカルテが届けられていたのだという。
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