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HAWAII FIVE-O試写会 第1話「チーム結成!」

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on 21.2011 試写会レポート 0 comments 0 trackback

行ってきました、「HAWAII FIVE-0」試写会。

本当ならAXNでプレミア放送される前に試写会がある予定だったのに、震災で延期になったために、本放送の直前になってしまったという微妙さはありましたが、
それでも「ハワイ旅行が当たる!」というのを心の支えに(え?)行ってきました六本木。
・・・残念ながら、数字がすっごく惜しかったんですけど、外れてしまいました。参加賞は大きめサイズのビーチマット。

トークゲストはKONISHIKIさんと河北麻衣子さんでしたが、コニたん・・・なんだかとってもダイエットされたのね?当社比60%な感じでしたが。
故郷のハワイが舞台のドラマということもあって、コニたんはオリジナル版のドラマを見て知ってる立場からアツく語っていました。
司会の方が「日本で言うと太陽にほえろ!みたいな?」と喩えていましたが、ハードなアクションやカーチェイスは、どっちかというと「西部警察」かな?
スピード感あふれる映像を大画面で見ることができたのは、とってもラッキーだったと思います。

今回は1話と3話を見ることが出来ました。まずは1話目から。


AXNホームページより)
海軍将校のスティーヴ・マクギャレットは、韓国での犯罪者の護送任務中、脱走計画を企てる犯人グループの襲撃を受ける。そして多くの仲間を失った上、犯人の一味にオアフ島に住む父まで殺害されてしまう。
悔恨の念に苛まれ、マクギャレットはハワイに帰郷する。


60年代に人気を博したドラマのリメイクということですが、オリジナル版は・・・何しろその頃ワタシ生まれていないので(おおおい)、テーマ曲位しか存じ上げなかった訳でして・・・
元の方のキャラクターの名前はそのまま使用で、コノだけは性別を女性にしたという設定のようで、元をご存知の方には懐かしく、知らない世代でも問題なく楽しめるようになっているようです。
元のほうのキャストは、ドラマ終了までに主人公スティーブ役の人以外は全員入れ替わるという、出入りの激しいドラマだったようですが、スタート当時のオリジナルキャストは今現在、皆様鬼籍に入っておられるのですね。最近はキャストの交代はあまりプラスに働かないような印象があるので、リメイク版は息が長くチームワークを発揮して欲しいものです。

このドラマは、ハワイ出身の主人公がテロリストに殺害された父の死の謎を追うというのを縦糸に、そこにからむ各エピソードごとの事件を横糸に描いている一話完結型のサスペンスドラマです。
トークゲストのKONISHIKIさんが「観光スポット満載!」とおっしゃってましたが、これでもかこれでもか?!と、ハワイの風光明媚が織り込まれていて、確かにこれは「見ているだけでハワイに行きたくなるドラマ」、言うなれば「ドラマ仕立ての観光誘致ビデオ」と言ってもいいんじゃないかと。
でもCSIみたいな「ご当地犯罪ドラマ」って、その土地の治安の悪さをさらけ出すことでもあるわけで、ある意味諸刃の剣・・・
(逆にイメージが実際より向上してる街はサンフランシスコかな、「モンクが住めるほどキレイな所」っつー意味で)
決して美しいだけではない、現在のハワイが抱える民族系ギャングの抗争などの社会的な問題、構造的な悩みなどがリアルに描かれることで今までよりハワイが身近に感じられるようになるのかも。
だって・・・あれだけ治安悪そうだけど、私もCSIやデクスターとかのドラマ見てるからマイアミ行ってみたいと思うわけで・・・
そういう意味では、最近アメリカドラマをパ・・・翻案にしたっぽいドラマの制作が流行りのようですが、沖縄を舞台にした「OKINAWA FIVE-O」を町おこし的に制作してみたらいいんじゃないかな、石原軍団あたりで・・・(まんまじゃないですか)

司会の方から「一話完結」「バディもの」「リメイク」というヒットの三要素をおさえた作品・・・という風に紹介されていたのですが、確かに最近どいつもこいつも一話完結に流れすぎ・・・さらにリメイクだのリブートだのプリクエルだの、過去の遺産を掘り返しすぎ、とワタシ的にはあまりいい傾向ではないなと思ってる流れなのですが・・・
それでも、この「HAWAII FIVE-O」のリメイクはいいところに目をつけたなーと思っていたところです。ハワイは日本人好きですからね。
しかし。主人公スティーブについての要素で「祖父がパールハーバーで亡くなった」という台詞が・・・ あああ、ちょっと日本冷遇の予感。1話と3話見る限りではまだ日本人は影も形も出てきません。
そうはいっても、悪役にもなってないというのはいい傾向?なのかもしれませんけれど。
この先マシ・オカさんが5話目から登場していて、さらにレギュラーに昇格するとの報道があったので、日系の話題が出てくることも増えてくるかもしれませんが、スティーブに日本嫌いの属性が設定されていないことを祈ります。

そのスティーブのキャラ設定ですが・・・女性の影がまったくありません。いい傾向です。
相棒となったダノが女に弱いキャラとして描かれているのとは対照的ですが、そのダノにしても最愛は娘というストイックさ。いいですね、バディものはこうでなくちゃ。
この二人最初だからかもしれませんが、「お前こうだろ」「お前はこうだろ」って、お互いをつつきあうことでキャラ設定を台詞で説明しようとするんですよね。そういう脚本はあまり好みではないのですが、この対照的な二人がチームとして結びついていくには必要な通過儀礼なのかもという気がしました。
オリジナル版でのキメ台詞「Book'em Dano!」(ぶちこんどけ、ダノ!)がちゃんと継承されていましたが、21世紀にリアリティを持つような二人の設定というのがうまく再構築されているようでした。
特にダノの「ニュージャージー出身で、離婚した妻が再婚してハワイに引っ越してしまったので、娘会いたさに追いかけてきたら、慣れない土地で厄介な仕事を押し付けられた」というのが、ありがちなんだけどうまくハマってる感じかな。
スティーブ役のAlex O'Loughlinは「スリー・リバーズ」の時とそんなに落差がなくて、もうちょっと崩れてみてもいいんじゃ?と思わなくもないのですが、その分をダノが思う存分さらっていってるというか、ええ気に入ったのはむしろダノだったという私ったらへそ曲がり。
ジンからチンになったダニエルさんは相変わらず堅物キャラですが、汚職警官の汚名という彼の抱えている謎が、ストーリーの中に織り込まれていくものと思われます。
コノは男性キャラだったのが紅一点に変更になったということで、サーフィン好きの新米警官で口より先に拳が飛ぶという尖った女の子キャラ。サーファー属性なのでしょっちゅう露出しているわけなんですが・・・
グレースさん、スラっとしてるけれど出るべきところとか引っ込んでるべきところがちょっと控えめなところが、えっとモデル体型つーんですか?ビキニは嘘つかないなぁ。
でもベイウォッチ的に水着のおねいさんたちがいっぱい出てくるので、ヒロインがスレンダーでも大丈夫!

スティーブの父といい、テロリスト兄弟といい、もっといっぱい出ていてほしい俳優さんのキャラがあっさり殺されてしまったが・・・
死体の上がらないキャラはフラグ立ってるよね!
きっと彼は・・・ということで楽しみにしています。

1話目の放送スタートは、字幕版が22日(日)21時~、吹替版が27日(金)23時~です。

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【 脇俳優チェック 】

◆州知事 .... Jean Smart
「サマンサ Who!?」では、サマンサの母レジーナ役でレギュラー。不仲だった娘との関係を記憶喪失でリセットしようと企んでいる。
「24」第5シーズンでは、ローガン大統領の妻マーサ役。夫との関係のこじれやファーストレディの重圧で心を病んでいたため、陰謀に気づいても周囲にわかってもらえない。第6シーズン13話では、ローガン退任後新しい人生を踏み出した姿で登場している。
ディズニーアニメ「キム・ポッシブル」では、キムの母で天才的な脳外科医のアン・ポッシブルの声を担当している。
「浮気なおしゃれミディ」では、恋多き田舎娘チャーリーン役でレギュラー。
映画「メラニーは行く!」では、メラニーが故郷のアラバマに残してきた戸籍上の夫ジェイクの母親役。

◆中国系ギャングのサン・ミン .... Will Yun Lee
「バイオニックウーマン」では、ジェイミーに武術を教えるトレーナーのジェイ役。ジェイの恋人サラはかつてバイオニックウーマンだったが、機能が暴走してジェイが自らの手で殺害していた、はずだった。
「華麗なるペテン師たち」第4シーズン5話「カタキウチ」では、ダニーたちチームが騙した日本人ヤクビの、息子と名乗って現れた青年シロー役。
「CSI:6」22話「ラスベガスドリーム」では、カジノの上顧客キム役。被害者のジェフが、夢を実現する会社のシナリオに沿って美女ハイディと一夜を共にした後、キムのことをハイディの元彼だと思い込んで因縁をつけたのだった。
「ウィッチブレイド 闇の女戦士」では、ヒロインサラの相棒のダニー・ウー刑事役。

◆ヴィクターの弟アントン .... Norman Reedus
「ウォーキングデッド」では、生存者グループの一員ダリル役。兄のマールとともに生存したが、兄弟の人種差別的な言動が摩擦を引き起こす。
「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」第7シーズン22話「スターの影響力」では、ロックスターのデレク・ロード役。レイプ被害者少女ジェイミーが、彼の言葉に感化されて鬱病の薬の服用をやめたことで、錯乱して交通事故の加害者となってしまう。しかしデレクはジェイミーの支援を申し出る。
映画「ブレイド2」では、ブレイドの相棒として武器の発明に天才的な才能を発揮するスカッド役。マリファナ中毒で怠け者なのが玉に瑕。

◆テロリストのヴィクター .... James Marsters
「FBI~失踪者を追え」第6シーズンでは、第5シーズンから続く連続女性拉致事件についてヴィヴィアンと合同捜査室を立ち上げることになった、NY市警のマーズ刑事役。
「Lie to me」第2シーズン2話「運命の歯車」では、大学フットボールのスター選手が訴えられたレイプ事件を担当した検事のポラック役。ライトマンの分析結果を元に不起訴を決定するが、被害者の父の怒りの矛先をポラックがくらってしまうことになる。
「トーチウッド」第2シーズン1、13話では、ジャックと浅からぬ因縁のキャプテン・ジョン・ハート役。出会い頭に激しく熱いキスを交わす仲だが、愛情が逆にこじれてチームを滅亡させようとする。
「ヤングスーパーマン」では第5シーズンからミルトン・ファイン教授役で登場していたが、第7シーズンで悪党ブレイニアックに。
「バフィ~恋する十字架」では、サニーデールのバンパイアのリーダースパイク役。スピンオフの「ANGEL」にも出演している。

◆スティーブの父ジャック ....  William Sadler
「フリンジ」第1シーズン8話「誘拐」では、セントクレア精神刑務所のサムナー所長役。ウォルターが患者のダシールに面会に行ったところ、サムナーによって監禁されてしまう。
「ザ・パシフィック」では第7連隊の隊長プラー中佐役。数々の受勲を誇り、熱い演説で部下たちの心をとらえる情に厚い上官。
「クリミナルマインド」第5シーズン3話「仕置人」では、ロッシのロングアイランドでの幼なじみで、現在は裏社会のボスになっているレイ・フィネガン役。自分の手下の情状酌量を条件にロッシに情報を提供するが、犯人に察知されて返り討ちに。
「ミディアム」第4シーズン5話「笑顔の裏側」では、アリソンの天敵ワット弁護士が担当することになった妻殺し容疑の被告ジョン・エッジモント役。デヴァロスの頼みでアリソンはワットを助けてあげることになるが、夢でジョンと事件の関係が次第に見えてきて・・・
「ロズウェル/星の恋人たち」では、カイルの父親でロズウェル警察のヴァレンティ保安官役でレギュラー。
「CSI:6」14話「しくじった男」では、殺し屋レッド・クーパー役。冒頭、かつての仲間を殺害して現場から去ろうとした時、予定外の追突事故を起こしてしまい、顔を見られた事故相手の女性を仕方なく殺害してしまう。そのため別々の事件がやがてひとつにつながって、幸せに暮らしていたレッドの生活は崩壊してしまうのだった。
「トゥルーコーリング」第2シーズン5話(全体で25話)「死命」で、ハリソンを人質にして逃亡する脱獄囚のトラヴィス役で登場。トゥルーの友人ジェンセンが助けを求めてこないので、彼の「助けて」に便乗する形でトゥルーは時間を戻した。トラヴィス自身は娘の結婚式が見たかったという人情派?
「サード・ウォッチ6」11話「正義の名のもとに」では、フィニーを有罪にするためのわずかな証言を持っていた元防犯課のスコッティ・マレー役で登場していた。
「ダイ・ハード2」では、空港を乗っ取ったテロリストのリーダースチュアート大佐役、「ショーシャンクの空に」では囚人仲間のヘイウッド役など。

◆かき氷屋の店主カマコナ .... Taylor Wily
幕下高見国として日本で力士をやっていたことがある(KONISHIKI談)。
映画「寝取られ男のラブ♂バカンス」ではハワイの現地人ケモ役。予告編に彼も登場(1分52秒あたり)している。
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