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コールドケース2 第19話 「チェス」

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on 07.2006 コールドケース 5 comments 0 trackback
リリーとジェフリーズが犯人を追って張り込んでいた場所は、ジェフリーズが12歳の時殺人事件を発見した現場だった。当時は解決しなかったその事件を今なら解決できるかもしれないと、チームは再捜査に着手する。
それは1963年に黒人青年ジークが死亡していた事件で、遺体はリンチの痕跡があったことから人種差別主義者による犯行と見られたが、そのまま犯人に結びつく情報が出てこないまま迷宮入りしていたのだった。ジェフリーズが現場で「Nf3 Nc6」と書かれたメモを発見していたが、それの意味も判明していなかった。
当時ジークの父ドナルドは航空機のエンジニアとして工場で働き、白人の部下たちがいたが、依然黒人差別はひどく、ジークの前で平然とドナルドを侮辱してみせるようなこともあったという。
しかし当時の部下ビリーによると、ジークはビリーの兄ヘンリーの家に忍び込み、メイドのマチルダに言い寄っているのを見つかって追い出されたことがあったのだという。ところがヘンリーの娘シャーロットによると、事情はまったく違っていた。

真相を解明するのにはマチルダの証言が不可欠だったが、なかなかマチルダの行方がわからなかった。ところが、マチルダの所在はわかっていたのにスコッティがそれを連絡するのを忘れていたのだった。
連日酒のにおいをさせて、いい加減な仕事をして周囲に八つ当たりをする・・・そんなスコッティに、スティルマンは最後通牒を言い渡す・・・

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ヘンリーとビリーたちがジークを連れ出して、そのままリンチしているうちに死に至ったのかと思ったら、そうでなはかった。ジークが最後までプライドを捨てず、「口を閉ざしたときから終わりが近づいてくる」を実践したために、かえって彼は死に至る羽目になってしまったのだ。
ジークがその時だけでもプライドを捨てておとなしくしていたら、彼は生き延びられたのかと思うとあまりに悲しい。

警察でマチルダが受けた屈辱があまりに悲惨で・・・言葉がない。
40年の間に時代は劇的変化を遂げ、ジェフリーズが刑事になり、リリーが刑事になるような時代になったが、それでも先週のスコッティを「アミーゴ」と言ってあざけるような、そういう人間は後を絶たないわけで。今から40年後、マチルダのような涙を流している人がいなくなっているといいのだが・・・

この事件が、ウィル少年の人生を大きく転換させたということになるのだろうか。
ギャングになるのに憧れていた少年が、惨殺体のむごさに触れ、解決されなかった不条理を見て、いつか「正義を果たそう」と警察に入ったのか。その警察は決して正義を果たす場ではなかったので、ジェフリーズの抱えてきた重い荷物は、警察に入ってからも30年も放置されてきたのだろうけれど。
今回は、珍しく善悪がはっきりしていて、犯人側に「いまさら」感がまったくなかったが、それでもテーマがテーマだったせいかすっきりと勧善懲悪という感じにはならなかったように思う。もっと裁かれなければいけない人はたくさんいたとか、ジークの正義はこれで果たされたのだろうか、という思いで心がずしんと重くなってしまうのだ。
それでも、ウィル少年が40年かけて追い続けたものはやっと果たされたのだと思う。白いカーネーション一輪に老刑事の思いのすべてが込められていたようで、コールドケースのラストシーンの中でも忘れられないものになりそうだ。

スコッティは行くところまで行ってしまった感じだ。残り4話で立ち直ることができるのか、それとも来シーズンまで復帰は持ち越しになるのか。
クリスティンの破壊のパワー恐るべし。「触れるものすべてダメになる」のが実証されていく。
別にクリスティン自身が壊しているわけではないのだろうが、相手が倒れる時には支えてあげるんじゃなくて一緒に倒れてあげちゃうタイプというか、一緒に関係を作って引き上げようとかそういうのがないんだろうなー。
スコッティ、落ちっぱなし。先週エリッサのファイルと向き合って多少浮上するかと思ったが、さらに沈んでしまったようだ。スコッティがゴラム化する前に、リリーが妹を滅びの山の火口に捨てに行かないと・・・って何の話をしてるんだ。

来週の予告でチラっとでてきていたのは・・・第1シーズン9話の「サイン」に出てきていた、シェリーに騙されておばあちゃんを埋めちゃったジェームズか。
そういえばまた出てくるんだったっけ。リリーが憑き物を落としてあげてシェリー神からの洗脳から抜けたジェームズだったが、もしかして依存先をリリーに替えただけだったのだろうか・・・。
次回、リリーが心配かも。なのにスコッティ・・・しっかりしろよ!


【 ト リ ビ ア 】

★ シャーロットの掲げた旗
シャーロットの友達の悪ガキが、ジークの家の米国旗を盗んで、代わりに掲げたものは南北戦争の南軍の旗。
こちらに詳しい。

★ ジークが目指した「ワシントン」
1963年8月28日、ワシントン記念塔広場にマーティン・ルーサー・キングの呼びかけで20万人の人々が集まり、大行進を行った。ジークはその「ワシントン大行進」に参加しようとしていたのだった。
その時に行われたのが、カーラジオで流れていた「私には夢があります」のリフレインで有名な「I Have a Dream」の演説。
私には夢がある―M・L・キング説教・講演集
私には夢がある―M・L・キング説教・講演集


★ 「Strange Fruit」
タイトルはそのままエンディングトラックの「Strange Fruit」が使われている。この曲の歌詞はルイス・アレンによって1930年に作られたものだが、「白人にリンチを受けて絞首刑にされた、黒人の身体がまるで果実のようだ」という内容なので、ちょうどジークの最期の姿に重ねられているということだろう。
ビリー・ホリデイが歌って有名になったものを、多くの人々がカバーしている。ドラマの中ではNina Simone版が使用されている。
奇妙な果実 Pastel Blues


【 脇俳優チェック 】

◆メイドのマチルダ 63年版 .... Dana Davis
「ポイントプレザントの悪夢」では第1シーズンにポーラの親友ルシンダ役で3エピソードに登場。
「ボストン・パブリック」第1シーズン18話と20話に、母親が校長と付き合うことになり、それが原因で行動がグレてしまうマリー役で登場していた。
「CSI:マイアミ4」16話に登場予定。

◆被害者ジーク .... Paul James
「FBI~失踪者を追え」のジャック・マローン役のアンソニー・ラパリア主演の映画「The Architect」に出演している。ポスターの画像を見ると、下のところに彼がいる。
アメリカではすでにDVDが出ているが日本では公開の予定もなさそうなので、見るのは難しいかな。ジャックファンとしては見てみたいけれど。
このエピの演技がほぼデビューのようなので、今後が楽しみな俳優さんだ。

◆シャーロット63年版 .... Liana Liberato
オフィシャルサイトあり。
「CSI:マイアミ3」21話「汚れなき秘密」で、親権裁判を争われていた少女エイミー・マニング役で登場していた。父親たちも母親も誰一人彼女を満足に養育できず、母親にはポルノまがいのことをされていた状況で、当然ホレイショの少女保護熱が炸裂。

◆エマーソン銀行の頭取ヘンリー ....  Scott Alan Smith
ジーク父の部下ビリーの兄で、ジュディスの夫で、シャーロットの父。
「CSI:4」1~2話で、スレーター判事の下で働いている事務員スチュアート・ガードナー役を演じていた。判事はなかなか令状を出さなかったり、有罪判決を出すのを渋ったりする人なので、司法の裁きが届かなさそうになった事件について仕事人気取りで自主的に制裁を加えていたのだった。
「FBI~失踪者を追え2」15話「少年エリック 12歳」では、いじめによって失踪したエリックの父親役で登場していた。

◆シャーロット現在版 .... Dee Wallace
「E.T.」では一家の母親メリー役。「クジョー」(「フレンズ」でジョーイがレイチェルにオススメだと言っていた。狂犬病のセントバーナードに教われるホラー映画)の主役ドナ役で、不倫相手を演じていたChristopher Stoneとは実際の夫婦だったが、彼は心臓発作で亡くなり未亡人に。その後映画編集者と再婚している。
「フェリシティの青春」第4シーズンで、ベンの母親アリソン・コヴィントン役で7話と11話に登場。ずっと酒浸りな夫に裏切られ続けてきたが、それでも体が弱ってひとりで生活できない様子を見て復縁を考え、さらに肝臓を移植しようとする。その許しをみて、母親の苦しみをずっと知ってきたベンは理解できずに苦しむ。

◆ジークの父ドナルド現在版 .... Ed Bernard
「ER」第11シーズン12話「新薬」のラストで、カーターが散々振り回された新薬騒動の後、新薬のおかげでなんでもできるようになったと喜んでいる患者クロッシー役で登場。彼は雪道でクロスカントリーをしていてひっくりかえってERに来たのだが、強烈なオチを演じてしまったのだった。
70年代のドラマシリーズ「女刑事ペパー」ではジョー・スタイルズ役でレギュラー。

◆ジークの母63年版 ....  Cyndi Martino
「フレンズ」第10シーズン11話「ゴージャスすぎるストリッパー」に、ジョーイが出演したクイズ番組の一般回答者役で登場。ジョーイとコンビを組んだのに政治ネタの問題を選択してしまったので、ジョーイはまったく説明できずに点数を獲得できなかった。
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▶ Comment

>miyakoさん
差別は、する側の自分に対する自信のなさから生まれるのかもしれないなぁと思います。
まぁ、そんなに簡単なものではないのでしょうが。
スコッティが「誰に」話して心を解放するのか、そこが鍵でしょうね。クリスティンと建設的な関係を築いていけるのか、それともリリーと和解するのか。
・・・ヴェラじゃないことは確かかも(^_^;)

>カオルさん
ボスは地味ですが、暴走もしないし絶対崩れないだろうという安心感がありますよね。(そんなボスさえもゆらがせた「あいつ」恐るべし・・・)
ジェフリーズもいいですよねー。
ラストシーンベストチョイスはやはり「ディスコクィーン」ではないかと思っています。実際にアンケートとったらそうはならないような気がするけど(^_^;)
最終話もうすぐですね・・・こわいですねー。
2006.11.10 23:49 | URL | くまぷー #79D/WHSg [edit]
>くまぷーさん

ボスはほんと、みんなのお父さんって感じですね。
優しく見守るだけでなく、言うべきことはビシっと言う。
でも、きっと怒られても恨まない、自分のことを
思ってくれればこそだということがわかるから。
いいですね~、理想の父親、理想の上司って感じです。
あのボスのためなら、「明日の朝イチで」と言われても
「いえ、今日じゅうにやっときます」と残業しちゃう
リリーの気持ちもわかりますね。

ボスもかっこいいですが、ジェフリーズも好きです。
第1シーズン「ダンスパートナー」のディスコダンスで
一気に好きになり、第2シーズン「バッドランズ」も
大好きなエピです。何度見ても泣いてしまいます。

第2シーズン最終回は「森」ですよね。
「あいつ」、どうなるんでしょう。楽しみだけど怖い。
2006.11.09 18:46 | URL | カオル #79D/WHSg [edit]
久々に娘共々観たエピが。。。2人「ツー」って涙でした。重い!! 
ジーク、あそこでなんで黙ってないのよ~!って。弱い私なら、黙って叩かれて泣いたろな。芯が強い彼だったからこそ、命を落としてしまったか。。。

現在もまだまだ差別はあるけれど、人間ってなんで他と比べるんだろうね? 同じ人種でも、生まれや見た目、他もろもろで、仲間はずれにしたり、いじめたり。

弱いよな~。自分は自分、人は人で良い筈なのに。自分勝手に他人を傷付けちゃダメだ
自分を大切にするように、人の事も大切に思いやらなきゃ~。

スコッティ、彼女のファイルを見直す事で、踏ん切りがつくかと思いきや、逆効果。彼女の痛みから目を背けてクリスティンに逃げた自分を許せないのか。。
どん底。 キチンと誰かに話さなきゃ、立ち直れないぞ。頑張れ。
2006.11.09 15:07 | URL | miyako #79D/WHSg [edit]
エリッサのファイルを見ちゃったから、落ち込みがかえって加速したんでしょうねー。
早すぎたかな・・・?
うーん、どうするんでしょうね、東MAXは(違)。

ボスはかっこよかったですよね(^O^)
ああいう姿を見ると、ほれぼれです。
リリーは父親ほぼ不在なので、ボスのことをパパ状態で慕ってるのかも。

ほんと、残り4話って早いです。あっという間な気がします。何しろラストにラスボスの「あいつ」が待ってるので、コンビ復活しておかないとダメージ大きいですよね。
2006.11.08 23:24 | URL | くまぷー #79D/WHSg [edit]
じゃなかった、スコッティはどうしちゃったんでしょう。
前回、少し立ち直りの兆しが見えたかと思ったのに、
ここへきて酒びたりとは。
カウンセラーを紹介するなど心配してくれているボスも
あれではさすがに怒りますよね。
「辞めちまえ」とまで言われて、さぁどうするスコッティ。
というか、だらしないスコッティを一喝するボスに
「おぉカッコいい」などと的外れな感動をしてしまいました。

第2シーズンも、早いものでもう残り4話なんですね。
リリーとスコッティのコンビ、復活できるといいんですが。


2006.11.07 23:47 | URL | カオル #79D/WHSg [edit]

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