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「ブレーキング・バッド」第3話「人間の成分」

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on 25.2009 ブレイキング・バッド 0 comments 0 trackback
エミリオの遺体の跡を掃除しながら、ウォルターは大学時代のことを思い出していた。ウォルターと助手の女性は人間の体を構成する成分について語り合っていたが、すべての構成要素を足していっても、なぜか100%にならなかった・・・
しかし依然、クレイジーエイトの始末をどうするかの問題が残っていた。そこでウォルターは生かす理由と殺す理由のリストを作り始めるが、決心がつかず、「君のことを知りたい」と一対一で語り合うことにする。
すると、クレイジーエイトとウォルターの間には不思議な縁があることがわかり、次第に彼に対して心を許し始めるが・・・

ウォルターの妻スカイラーは、義妹のマリーに、ドラッグのことを書いている小説のキャラクターのことだとして相談する。しかしそれをマリーは、てっきりウォルターJr.がドラッグに手を出したものと勘違いして、ハンクに頼んでJr.をスラム地域に連れて行かせ、ドラッグの恐怖について説教してもらう。
そんな中、ハンクはウォルターたちが取引の跡を残した現場を発見、事件がとうとう明るみに・・・

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祝!Bryan Cranstonのエミー賞主演男優賞受賞!!
先取りまとめにも力が入ろうというものです。今、一番旬のダメオヤジ演技ということで、気合を入れて追いかけます!
でも月末はもうすぐだ。どうしよう、余裕だったはずが最後までまだ行き着いてないという。ダメなのはウォルターじゃなくて私だった・・・

あの「溶けた人体」と「溶けた床」はどうするんだろう、と思っていたら、リアルに普通に掃除し始めたので、あまりにそれが当たり前で笑ってしまった。
笑うところじゃないのかもしれないけど、そこまで描写するんだ、というツッコミどころのポイントの押さえ方が素敵で。

今回のエピの大半を占めているのが、クレイジーエイトとウォルターの、地下の二人芝居のシーン。
迷いながらも殺そうとする男とそれを阻止したい男の、二人の静かな心理攻防戦が、舞台のようにしんしんと展開していく。
クレイジーエイトの俳優さん、Bryan Cranstonと二人きりの芝居で相当色んなものが引き出されただろうなぁとか、余計なことを考えてしまうほどにいい場面なのだ。
殺そうとする男と、殺される男。殺す側は、殺すにしろやめるにしろ、そのことに理由を見つけたい。だって理系だから。殺される側は、何とか同情を引いて拘束を解かせてしまえばこっちのものだから、弱ってるふりで実は虎視眈々。
「あんたには裏の仕事は向いてない。今なら引き返せる」
・・・殺し文句だなぁ。でも実際のところ、もうすでに一人溶かして捨てちゃってるので、引き返すもへったくれもないわけだが。

名前を知り、家を知り、共通の記憶と接点を知り・・・まさに彼の言うとおり「知らない方が殺しやすい」のに、殺す理由を見つけるはずが、情が移ってしまう。
最初は警戒して床を転がして渡した缶ビールを、2本目は手渡しするほどに心を許していた。
なのに、ウォルターは・・・「皿が欠けている」ことに気づいてしまった。
人間の成分は、すべての構成要素を足しても100%にはならない。その欠けている部分は、「心」ではないかと昔の恋人は言った。
それこそがウォルターがクレイジーエイトに探していた「生かす理由」だったのかもしれないのだが。
今回のBadポイントを無理やり見つけるとしたら、「殺す前に相手と話さない」「壊れ物のゴミは、全部揃ってるのを確認する」かな。

結局それでウォルターは、自分を殺そうとした相手の「殺す理由」を見つけてしまい、手を下しながらも・・・そこで出てくる言葉が「すまない」なのだ。
ほんとにウォルター、悪党には向いてないよ。でも悲しいことに、余命わずかなウォルターはもうすでに悪党になってしまったのだ。向いてないけど。
これで完全に一線を越えたウォルターはこれからどこに向かうのやら・・・どうもこのオヤジ「余命わずか」とは思えない、次第に生命力の暗い輝きを感じてきてしまう。

そしてハンクの捜査の手が、とうとうウォルターたちの事件に向かいはじめた。
まったくこれは、コメディかと思ったらシリアスの面もあり、既存の風味にはまらない不思議なドラマだ。
ウォルターが捕まったり、がんが悪化して亡くなってしまったらドラマは続かないわけで・・・続いてるということは、どこかに落としどころがあるのだろうか。さてこのオヤジはどんなウルトラCを見せてくれることやら。


【 脇俳優チェック 】

◆ウォルターの回想シーンの恋人 .... Jessica Hecht
「ER」第12シーズン3話「対立」、5話「あのとき何が…」では、アビーが担当した乳がん患者のステファニー役。乳房切除手術を行うが、乳房再建ができなくなるかもという状況でパニックに陥る。
「フレンズ」では、ロスの元妻キャロルのレズビアンの恋人で、後に「レズビアンウェディング」で結婚するにいたった、スーザン・バンチ役。ロスにとってはもちろん妻を奪った天敵。
夫のAdam Bernsteinは「WEEDS~ママの秘密」「30 Rock」「Oz/オズ」などの演出を担当している演出家で、この「ブレイキング・バッド」でも今回のこのエピと第2話の演出を担当している。
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