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「ナース・ジャッキー2」第7話「口は災いの元」

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on 09.2011 ナース・ジャッキー 0 comments 0 trackback

(WOWOWホームページより)
ジャッキーは自宅にオハラとその恋人サラを招く。遊んでいたフィオナは口を切ってしまい応急処置をするが…。
一方、病院にはスポンサーであるサスマン財団のリビー・サスマンが運び込まれ、アカライタスはリビーから100万ドル寄付してもらうという口約束を取り付ける。
そんな中、サラはゾーイにこっそりと、毒グモにかまれた傷を治療してほしいと頼む。どうやらサラにはオハラ以外に別の恋人がいるようで……。


クーパーの勘違いモードはまだまだ続いている模様。誰かがあの鼻をぽきっとやっちゃってくれと思ったら・・・
この人ったらバカみたい うちの孫が持ってるフィギュアそっくり」
おおっと言っちゃった・・・そういえばクーパーってどこかバブルヘッド人形っぽいもんなぁ。でもbobbleheadじゃなくてbubbleheadな感じか。
でもそれでサスマンさんが亡くなってしまったので、クーパーの反省の機会は永遠に失われ、病院的にも寄付がもらえて安泰ということに。
死因:クーパーのおさわり ・・・って、いいのかそれを隠蔽しても。あの救命作業しながらの「沈黙」が、脚本ではどう書かれているのか見てみたい。

サラがらみでゾーイがスパイ大作戦な気分で張り切っていたのがかわいかった。そのたびに「ゾーイのテーマ」風にBGMがかかって。
サラもオハラもジャッキーも深刻なのに、ゾーイだけが舞い上がってるあたりがゾーイらしい。サラの登場でオハラの不安定さがやっと落ち着くかなと思ったら、やはりオハラの好きになる相手だけあって案の定、という感じだった。
しかしサラには「オハラに言わない」と言っておきながら、さりげなく告げ口をするジャッキーの言動に「おや?」と思っていたところ、ケヴィンがぴったりくる分析をしていた。
「君にとってありがたいのは、みんなが君の思うように動いて邪魔をしないことだろう」
そうなんだな、ジャッキーは表立って人をどうこうしないのだけど、さりげなく裏から手を回して事態が動くように手配するところがある。さすが伊達に夫婦やってないだけあって、一番つつかれると痛いところをお互い知ってる。
でも「あなたはただのバーテン」「私がどれだけ外で大変な思いをしてるか、わかりっこない」っていう言葉は、夫婦として絶対につついてはいけない痛点だと思うのだが、いいのかな・・・
むしろ、あんなプロファイルで夫婦の禁じ手を繰りだしてしまうくらい、ケヴィンの分析が的を射ていたということなのだろう。
なんだか男女が逆転してるような夫婦喧嘩だったが、あれはちょっと後を引きそうな気がする。むしろ、このまま引きずらないで普通に戻るほうが危険・・・
医者の友達がその場で怪我を治療してくれるなんて、むしろ安心できると思うんだけど・・・すでにそういう問題ではなくなっているのだな。

番組末尾の「オールセインツタイム」を見ていると、やはり俳優さんというのはある程度自分の一部にキャラクターを引き寄せたり、自分の一部をふくらませたりして役作りをしてるんだなという錯覚に陥る。
ゾーイの時のインタビューでも「私とゾーイは全く違う」って言いながらまるっきり素がゾーイっぽかったりしたので、やっぱりそうなのかなと思いこんでしまいがちだ。
このエピの時の「オールセインツタイム」はオハラせんせのインタビューだったのだが、オハラとサムとの関係を「靴」にたとえて説明しているという、その役の理解の仕方があまりに的確だったからだ。
「パーティに履いていけると思ったら、普段履きだった」という・・・しかもオハラせんせは、一度着た服捨てる人だし。
役のままの人格をシンクロして見られるのは、俳優さんとしては困ったことかもしれないが、ああいうインタビューを見ていて、役と本人の距離が近いとなんとなく嬉しくなったりする不思議な気持ちを持ってしまうのはなぜだろう。

ところで、オハラ役のEve Bestはアカデミー賞映画「英国王のスピーチ」でウィンザー公爵夫人ウォリス・シンプソン役(あの「王冠を賭けた恋」の)を演じているのだが、まだ観に行くことができてない。
オハラせんせだけが目的ではないけれど、彼女がオハラでない役でどんな演技をするのか是非見てみたい。
アメリカのドラマだと「イギリス生まれの女」を演じるイギリス出身の彼女が、イギリスの映画だと「アメリカ女」の役を演じるという逆転現象の不思議を見てみたい。

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【 脇俳優チェック 】

◆病院の出資者リビー・サスマン .... Barbara Barrie
「LAW&ORDER : 性犯罪特捜班」第4シーズン24話「カリスマの洗脳」では、カリスマ医師のクローン研究のために失踪した少女たちを体外受精させていた事件で、医師に心酔して少女たちを管理していた施設長ハガティ役。
「プッシングデイジー」第1シーズン5話「ハロウィンの亡霊」では、オリーヴが騎手を辞めるきっかけになった同僚ジョン・ジョセフ・ジェイコブスの母親役。ジョン・ジョセフが幽霊になって過去の復讐を果たしていると見られていたが、実は母親が・・・
「ブルック・シールズのハロー!スーザン」では、スーザンの祖母ナナ役。人生何かとぶつかりがちなスーザンを温かく見守る存在。
50年代から女優として活躍しており、映画出演は「ジャイアンツ」「プライベート・ベンジャミン」など多数。
ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」の作曲家Sheldon Harnickは義兄弟(死別した夫の兄弟)。
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「ナース・ジャッキー2」第6話「キューピッドの悪戯」

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on 09.2011 ナース・ジャッキー 0 comments 0 trackback

WOWOWホームページより)
エディとよりを戻したジャッキー。エディにケヴィンと仲良くしないでほしいと頼むが、エディはまったくその頼みを受け入れるそぶりがない。
一方、病院のキャンペーンで街中にクーパーの顔が印刷された広告ポスターが貼られ、クーパーはますます増長する。
そんな中、病院にはバイク事故で瀕死になった女性や、肺の手術が最近終わったばかりの胸を矢で射られた男性が運び込まれてきて、ERのスタッフは彼らの命を救うために奮闘する。


このところ犬の散歩で近所の小学生と仲良くなっているのだが、その中のひとりに
「うちの猫がねー、モグラもってきたんだよ。そのモグラがねー頭パックリわれてたの~!
写メとったけどみる?

と、携帯取り出されて写メを見せられそうになってしまった。お前はフィオナか!って突っ込みたかった・・・。
子供たちは怪我がどんなものかわからなくて怪我したがるし、死がどんなものかも知らずに気軽にモグラの死体を写メって、さらっとフィオナになってみせる。
でもその一方簡単に傷ついて不安いっぱいのグレイスにもなってみせる。
グレイスも、フィオナという妹がいなかったらそんなに線の細さが際立ったりしなかったろうし、フィオナはフィオナで姉という存在のせいでさらに図太くならざるを得ない人生というところもあるだろうし。巡り合わせなのだろうか。
しかし写メを「どれどれ見せて!」って笑って応えるのは私にはちょっとできなかったわけで、オハラせんせになるのは難しいなぁ。

ジャッキーとエディの関係は違った局面に。
あなたが好きよと笑顔でちょっとだけエサを与えて、ケヴィンから遠ざける作戦に出たという感じ。それだったらまだ、薬目当てに「必要とされていた」方がまだマシだったかもしれない。
エディにとってはさらに嘘を重ねる距離感にシフトチェンジしたことになり、ジャッキーはこれで当分おとなしくさせられると思ったのだろうが・・・エディそんなに甘くない。
エディの最大の強みは、「ジャッキーを誰よりも理解してる」ということなのだと思う。
でも、だからこそ自分が愛されないだろうということも理解している。その狭間でどんどんエディが静かに壊れていく過程を見守るホラー・・・にならないところがこのドラマの独特な味なのかな。

街中にクーパーの看板がある風景・・・「見つめるだけで癒せたら」 いやぁぁぁぁ。
昔「ジョーイ」で性病のポスターにされたジョーイっていうのがあったのを思い出してしまった。そういう落書きをしたくなるな。「おっぱいも診ます」くらいで済んでよかったと思うよ、うん。
「等身大なのに何故か縮んでる」には笑ってしまった。顔の大きさは変わってない感じだったのに。

しかしこのエピの最大のみどころはなんといっても・・・
「血がデターーーー!!」ですかね・・・。ゾーイ・・・
まぁ逆おめでたってことで、めでたいってことでしょうか。

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【 脇俳優チェック 】

◆製薬会社の営業 .... Jordan Gelber
「ダメージ」第3シーズン1話「謎の衝突事故」では、検事局で働くようになったエレンが担当している麻薬がらみの事件で、逮捕した下っ端の売人ドニーの担当弁護士テッド・フラット役。汚れ仕事も厭わない悪徳弁護士。
「アグリーベティ」第3シーズン1話「帰ってきたベティ」では、ダニエルがモードから追い出されて編集長に就任したエロ本「PLAYER」誌の編集ウノ役。新入りとしてやってきたベティをワンワンと犬の鳴きまねをしてからかう。
「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」第4シーズンでは、鑑識の技術官役で時々登場している。
「LAW & ORDER:犯罪心理捜査班」第1シーズン14話「人間の皮を着た狼」では、妻子が誘拐されたルーカスの会計担当者フィル役。ゴーレンがルーカスの金の流れを追って事情を聞きにいった。事件前の冒頭シーンでは姿は出てこないが、ルーカスがフィルに電話をかけている。
スティーブ・ブシェミ主演でWOWOWで放送が決定している「ボードウォーク・エンパイア」の第1シーズン1~3話に登場予定。「グッドワイフ」第2シーズン2話に登場予定。

◆矢を引き取りに来た運転手 .... Jason Kolotouros
「グッドワイフ」第1シーズン14話「48時間」では、ベビーシッターが殺害されたラッカー家のセキュリティ担当のホーナー役。カリンダに現場でセキュリティについて質問されていた。

◆ジャッキーがトイレで会った女医 .... Christine Zander
「ナースジャッキー」のエグゼクティブプロデューサー。「サマンサWho!?」のコンサルティングプロデューサーでもある。
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「ナース・ジャッキー2」第5話「昔の恋人」

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on 24.2011 ナース・ジャッキー 0 comments 0 trackback

WOWOWホームページより
ジャッキーは、ケヴィンがジニー母娘と映画を観に行ったと知って怒る。病院では、度重なる薬の紛失を見かねたアカライタスが、調剤室を警備員に見張らせることに。だが、ジャッキーは病院からの薬の入手をあきらめられず……。
その頃、建築現場で転落した作業員が病院に運び込まれる。銃を所持していたため、手錠でベッドに繋がれてしまうが……。


毎回ゾーイのユニをチェックしていて、アメリカのプリント業界の趣味と傾向にちょっぴり絶望を感じつつあったのだが、今回の柄はとてもかわいかった!
衣装さんもああいうかわいいのを着せてあげて欲しいものだ、妊娠疑惑があるとはいえ、ゾーイは一応嫁入り前のうらわかきオトメな訳だし。
相手はレニーというわけではないようで、ちょっとほっとした。でもダメそうだけどいい人だから、ゾーイはなんだかんだで絆されてしまうような。

一方、ジャッキーがなぜあんないい旦那様がいるのに不倫に走るのか、今ひとつ納得できないでいたのだが、今回のケヴィンの話を見ていて何となくわかってきたような。
ケヴィンはいい人だけど「普通に」察しが悪いのだな。本当に普通に。それでもジャッキーは察して欲しくてカウチですねてしまう。
オハラせんせが「そんなんじゃ理解されない」と言っていたが、ケヴィンじゃ察してくれないでジャッキーの側から歩み寄って、解決されないまま気持ちが溜まっていくのだと思う。
エディはその点、恋愛の情熱と家庭がのしかかってない余裕がある分、ジャッキーを見つめている余裕があるので、まだしも察しがいい。
でも・・・だからといって、そういう部分をエディに全面的に埋めて欲しいわけじゃないし全面的に代わりになって欲しいわけでもない、という気持ちのギャップが、エディをどんどん「危険な情事」状態に駆り立てているわけだ。

それでもジャッキーはなぜ最後にエディとの関係を自分からつなぎとめてしまったのだろう。
エディが自分から家庭に入り込んできた以上、簡単に切り捨てるわけにもいかず。共倒れになるんだったらバランス取っておけばまだ安泰、って思ったのかな。
そんな綱渡りはいつか破綻する。いや、もう破綻はしてるんだけど。

ジャッキーはゾーイに「うちは子どもが二人」と打ち明けていたが、ゾーイはそれをどう理解してるのだろうか。今までは家族のこととか一切伏せていたジャッキーが少しずつ秘密を打ち明けてきたのに。
エディが同じ職場でなくなったから、まだしも隠しておく必要がなくなったとか?
前回のマリファナを提供してあげた患者とか、今回の逃がしてあげた患者とか、日常的に付き合うわけじゃない相手には献身的な(というか職業的な)深い愛情を注いでみせるのに、長く付き合う相手になるととたんに本心を見せないジャッキー。
だんだんそのガードが崩れてきたのはいい傾向なのだろうか、それとも破滅の罠か。

しかし・・・クーパーをオールセインツの顔として売り出すらしい、ってどんな冗談だろう。
ハンサムって言われただけで勘違いしてみたり、診療中にずっとTwitterで投稿し続けてるようなドクターなのに。ああ、とっても大変なことになりそう。クーパーの鼻がどんどんにょきにょきと伸びていきそうで。
「いやぁイケメンていうのも苦労しますねー」
あぁ・・・アカライタス姐さんに、でっかいハリセンをプレゼントしたい。それか、太めのゴムひも。アツアツのおでんでもいいな・・・。

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【 脇俳優チェック 】

◆老女レナータ・サーバー .... Marion Ross
70年代に人気を博して11年間も続いたドラマ「Happy Days」でRon Howard(「アポロ13」「ダヴィンチコード」の監督)演じるリッチーの母親マリオン役でレギュラー。
「グレイズ・アナトミー」第6シーズン22話「忘れえぬ人」では、病院で50年ぶりに元恋人ヘンリーと再開した老女ベティ役。思いを再燃させる二人だったが、ヘンリーの申し込みにベティはNOと答える。そしてヘンリーは容態が悪化し・・・
「ブラザーズ&シスターズ」では、ノラの母アイダ役。ノラとキティが何かにつけ衝突し合うように、ノラもアイダとの親子関係のこじれを解消できないでいる。第1シーズン13話「ノラのバースデー」ではサプライズゲストとしてバースデーパーティに登場。第4シーズン1話「母の胸騒ぎ」ではジャスティンの婚約パーティに出席、ホリーがウィリアムの愛人とは知らずに暴言連発。
「ギルモア・ガールズ」では、ローレライの祖母でローリーの曾祖母のトリックスことローレライ一世役。ローレライに対して支配的な母エミリーもトリックスに対しては太刀打ち出来ない。
「ザッツ70'sショー」第1シーズンでは、フォアマン家のおばあちゃん役。
「フレンズ」「ジョーイ」などのプロデューサーEllen Plummerの母。

◆レポーターのサラ・コーリ .... Julia Ormond
「CSI:NY5」では、ウィットフォード警視役で3エピソードに登場。何かとマックの捜査にストップを掛ける存在。
TV映画作品「TEMPLE GRANDIN」では、実在する自閉症の動物学者テンプル・グランディンの母ユースタシア役を熱演し、エミー賞ミニシリーズ映画部門助演女優賞を受賞。
デヴィッド・リンチの娘ジェニファー・リンチが監督したことで話題になった映画「サベイランス」では、主人公のFBI捜査官エリザベス役。
「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い」では、ブラッド・ピット演じるトリスタンの弟の婚約者で、後に兄アルフレッドと結婚したスザンナ役。
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」では、ケイト・ブランシェット演じるデイジーの娘キャロライン役。
「チェ/28歳の革命」では、ジャーナリストのリサ・ハワード役。キューバと米政権のつなぎとなる。
「麗しのサブリナ」のリメイク「サブリナ」でサブリナ役に抜擢された時には大いに話題になった。
最近「LAW&ORDER クリミナル・インテント」の第10シーズンへの出演が発表になった。警察の心理学者役で8話に登場予定とのこと。

◆警備員のミゲル .... Frank Pando
「ザ・ソプラノズ」では、レイモンドの部下のFBI捜査官グラッソ役で12エピに登場している。

◆レナータの介護人キャロライン .... Betsy Aidem
「グッドワイフ」第1シーズン8話「放火犯」では、アリシアの依頼人ウィットン教授が放火の疑いをかけられている裁判の判事役。
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「ナース・ジャッキー2」第4話「ゾーイの決断」

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on 24.2011 ナース・ジャッキー 0 comments 0 trackback


WOWOWホームページより
がん患者のマーティンは化学療法の影響で吐き気が止まらず、吐き気を抑えようと薬をいろいろと試したものの、どれも副作用が出てしまい苦しんでいた。その様子を見かねたジャッキーは、マリファナを試すことを提案するが、クーパーは違法なものを患者に勧めることに反対する。
そんな中、呼吸の止まった少年が急患で運ばれてくる。ゾーイとソーで対処することになるが、ゾーイは一刻も早い挿管が患者に必要だと判断し……。


脚本のうまいドラマは「語り過ぎない」のがいい。
台詞で全部説明されるドラマは見ていてしんどくなる。きちんと言葉を削って、台詞以外のところでちゃんと説明がつくように演技と演出で行間が埋められているドラマは、見る側も理解するのに努力が必要だけど、その努力が苦にならずすっきり気持よく見られる。
「ザ・ホワイトハウス」や「ソーシャル・ネットワーク」の脚本家アーロン・ソーキンはやたら台詞が多い。でも無駄な言葉がない。その役に必要だから喋り通しになるのであって、無駄話をしてるシーンはあっても無駄な台詞のあるシーンではない。

逆に、「ナース・ジャッキー」はやたらに行間が多い。ジャッキーを始め登場人物があまりおしゃべりではないので、ちょっとした表情とか動作で説明される演出が多い。台詞も短い。そして30分ドラマ。CM抜くと正味20分強の短い尺に、削ぎ落とされた台詞が少しと大量の濃厚な空気がみっちみちに詰まっている。
冒頭のエディとジャッキーの言い争いのシーンの言葉の少ないこと。
「君の悪いところ知ってる?そういう欲張りなところ そういう女だ」
エディはジャッキーの欠点を「欲張り」の一言でまとめきってしまった。ここが悪いあそこが悪い、あんなこともされたこんなこともされたと、恨み言をつらつらと並べて怒鳴りあう描写もありだろうが、エディはそうはしない。
惚れてるから・・・。欲張りの欠点も含めて惚れ抜いてるから。
良くも悪くも、エディは亭主として日常で夫婦やってるケヴィンよりジャッキーへの情熱はあふれるほどに多い。だからジャッキーのことも知り尽くしてていて、自分のことを切ったりできないに違いないということも見抜いている。家庭に入り込めばジャッキーのほうが自分から会いに来るだろう、ということも。
ジャッキーの「欲」にしがみつくしかないエディは切なくもあり、惨めでもあるが、一途だ。ストーカーと純愛は紙一重なのだな。
でもジャッキーの方は「エディを好きなのか?」と聞かれて「好き」とは答えられない。あくまでも欲の部分で「必要」としてるだけなんだよね。ほんと欲張りな女・・・

台詞が少ないという点では、オハラも素晴らしく余計なことを言わない。言葉数は少ないのに発するのは毒含みですっぱり。
ブーケは誰に対してか、まさかサム?と思いきや、ゾーイへの「ご褒美」だった。あれこれ慰めたり説明したりしないが、オハラの人柄が伝わるエピソードだった。
照れ屋で優しいんだよね・・・とか解釈したら、きっと動脈に空気入れられそうな気がする。ゾーイはきっとそう思ってるんだろうけど、オハラせんせの前で言ったりしないようにね・・・
サムとの激しい有酸素運動の最中の「俺、彼女いるけど」「私もよ」も、そのまんまだとオハラせんせにも彼女が居るって解釈できるんだけど・・・いてもおかしくないところがコワイ。原語どうなってるんだろう。
言葉数少ないキャラクターの要素をすごくうまく活かして謎を作るとか、視聴者の気持ちがもて遊ばれてる・・・

ゾーイの妊娠は・・・唐突な展開に戸惑ってしまう。ホルモンのせいかゾーイの言動が結構シリアスになっていて、生命について真剣に考えるようになったのだろか。
ナースは挿管する権限がない、というのはERでサムが挿管しようとして云々というのが話題になったくらいだが、(日本だと救命士が最近になってできるようになった)ナースは研修とかで一応やり方を教わるのか、それとも見て覚えているのだろうか。
ためらっているより人の命を最優先にして、その結果法やルールを破っても仕方ない・・・というのはジャッキーを見てゾーイが学んだことなのだろうけど、それってとっても無理がかかることだよゾーイ。それを貫いてるといつかヤクに手を出しちゃわないかと心配。
ゾーイにはゾーイのやり方を見つけて欲しいものだけど、当面の問題としては、「相手、誰?」

クーパーはフォロワーが1000人超えたらしい。Twitterやってない方には「それってすごいの?」っていう数字かもしれないけど、まぁ大変といえば大変、やろうと思えば割と簡単にできる数字、だろうか。
1000人超ってもう会話が滝のように流れていって、誰がどうとか把握できなくなるような感じがするが、クーパーは人の話聞きたいわけじゃないから自尊心が満足できて、「自分の言葉を1000人の聴衆が聴きにきてくれてる!」っていう感覚を味わえるからいいのかも。
実際はそういう数字じゃないんだが、そういう錯覚に陥りたい「私を選んで、私を愛して」が肥大してるひとには内なる要求を満たしてくれるぴったりのツールなのかも。(他の医療ドラマ混ぜるな)
「僕って自然と人の目をひきつけちゃうんだよねー」
・・・実際はファスナーでも開いてたとか、コーディネートが壊滅的に間違ってたとか、そんなんだと思うんだ。いやクーパーはもうちょっとかわいいとは思うけど。

アカライタス様の今週の一言・・・
「私だってウブじゃありません ウッドストックだって行ったんだから」
アカライタスならアメリカ建国を見届けてても驚かないけど、まぁそういう年代なんだな、と。あの時代のヒッピー少女がどこでどう矯正されてアカライタスになったのか、過程を見てみたい。
やっぱりこういうキャラが生きてくると、ドラマに思い入れって出てくるよなーと思う。アカライタスとオハラの両女史を人生の師としてついていこう。

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【 脇俳優チェック 】

◆リンパ腫の患者マーティン・ボーマニック .... Patrick Breen
「ゴースト」第4シーズン20話「哀しみの愛憎劇」では、メリンダの店で撮影することになった映画の助監督役。
「弁護士イーライのふしぎな日常」第1シーズン6~8話では、野球選手タッカーのファウルが審判にあたって死亡した事件の担当検事役。
「プッシングデイジー」第1シーズン1話「パイメーカーの秘密」では、飼っていたチャウチャウ犬にかみ殺されたガスウィント役。
「ボストンリーガル」第3シーズン8、9話では、ジェリーの友人エリカが恋人の首吊り死体を発見しその前2時間の記憶を失っていた事件で、ジェリーとアランに対峙する担当検事役。
「CSI:6」24話「サヨナラはまだ…」では、被害者が身につけていたコルセットをあつらえたテイラーショップの主人役。グリッソムがサラに「情報源がある」と彼を紹介して、コルセットについて聞きに行かせた。
「Sex and the City」第2シーズン17話「若い女の特権」では、キャリーに積極的にアプローチしてきた医師のブラッドリー・ミード役。
「ザ・ホワイトハウス3」19話(NHK放送順による)「誰かが見ている」では、バートレットが再選を目指す大統領選で、健康問題を揶揄するネガティブCMについてサムに会談を持ちかけてきた、対抗馬のアイオワ州知事リッチーの側近ケヴィン・カーン役を演じている。カーンはサムの旧友の立場を利用して接近してきたが、サムが独断で会談に応じたためバートレット陣営にとっては失策となってしまう。
「名探偵モンク2」6話(NHK放送順による)「夫婦ごっこ」では、シャローナとモンクが、ディッシャーの母親の再婚相手の真意について探るため潜入した夫婦セラピーの、参加者のスウィーニー夫妻の夫役で登場。
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「ナース・ジャッキー2」第3話「ベスト・ドクター!?」

Posted by くまぷー(海外ドラマ) on 08.2011 ナース・ジャッキー 2 comments 0 trackback

(WOWOWホームページより)
ジャッキーの娘・グレースは友だちと遊ぶほうがよいだろうと判断され、恋敵の娘・ケイトリンがペイトン家に招かれる。だがグレースは、ケイトリンに対しても病的な神経質さを見せる。
そんな中、マンハッタンの医者ベスト25にクーパーが選ばれ、雑誌に掲載される。オハラもジャッキーも、なぜ彼が選ばれたのかと首をひねるが……。
一方、薬局で働くエディのもとに、クーパーが訪ねてくる。エディはジャッキーの様子が気になりクーパーに問いただすが……。


クーパーがベストドクター25・・・全員であんなに否定しなくても、って思うけど・・・ないな、うん。
このドクターランキング、「New York Magagine」という雑誌の毎年出している企画もののようで、クーパーが投げ出した表紙によると2009年のものらしい
実際の25位に誰が入ってるか見てみたい気がするが・・・
広報担当を雇っただけでランクインできるって、担当者が優秀なのかそれともこのランキング自体が相当にユルいのか。オハラがブランド物につぎこんで捨ててるお金を、クーパーは広報担当に使ってるのだと考えると、非常にコストパフォーマンスがいいということなのかもしれない。
「グレイズ・アナトミー」で、病院の格付けの発表にみんなで一喜一憂していたという話があったが、医療関係者はこういうクチコミで相当に左右されるのかもしれない。
「なんでアメリカ人ってリストが好きなんだろう」っていう台詞が出てきていたが、ほんとにそう。ドラマでもよく問題にぶち当たると「今一体自分が抱えてる問題は何か」ってリスト化するシーンが出てくる。そしてランキングもすごく気にする。自分が左右されるからそこに入ることもやたら気にするということなのか、何それっていうような翌年には消えてしまうランキングが有象無象山ほど存在している。
アメリカ人はとりあえず並べて安心する人たちなのだろうか。たとえそれが間違いでも。

オハラせんせはラリってなくてシラフでも飛ばしている・・・
「将来娘がストリッパーになってごら~ん、もっとへそ曲げるから」
せんせ、それ「へそ曲げ」とかそういう問題じゃない・・・しかもそれ母親の前で想定する話じゃない・・・
オハラせんせの毒舌でご飯が美味しい今日この頃というか、特に今回はゾーイとの廊下での緊迫感漂うやりとりがよかった。あれは毒舌じゃないけれど。
あれはオハラとゾーイだからあんなだけど、実は内容的にはガールズトークなわけで。
「あれ~?ゾーイったらなんかシャレてなーい?」「えーっわかるぅ?」「彼氏できたんでしょー相手誰よ誰よ」「パーティでさぁうふふふ」みたいな。
でもオハラだと間違ってもきゃーとか言わない。たとえそれがジャッキー相手でも。
アカライタスともほんのちょっとガールズトークな世界に入っていたけど、それでもきゃーとか言わない。だってそれがオハラせんせだから。
「あなたは私の中でトップファイブに入る名医よ」「あと4人だれ?」
む、これはガールズトークというよりスポ根ものだっただろうか。まったく揃いもそろってツンデレなんだから。

・・・なんとなくだけど、オハラにとってゾーイとフィオナは同じ引き出しに入ってるような。ゾーイのことも可愛がってるんだよなぁ、傍からは理解しにくいが。

そしてエディは・・・帰宅したら愛人が家族と一緒にうさぎをグツグツ煮ていたみたいな(ってちょっとそれ違う)。
ラストのオチが予告に入るってひどいわー。そこから先が知りたかったのに。
ケヴィンは普段は申し分ない夫なのだけれど、まぁ殿方にはありがちなのだがジーニーについてのジャッキーのイライラが読み取れずに無神経になってしまうところが、ジャッキーにとっては地味にダメージ食らってる感じだ。
「うちは宅配ピザばかり」ってジーニーに言ったのは多分ケヴィンなのだろう。彼もまた何の気なしに言ったことなのだろうが、そういうことについては言ってほしくないのが妻の心というもの。
夫に下心のある自称元カノにだけは、家事の不備なんて知られたくない、ましてや夫の口からなんて。・・・だからといってこのレベルでは不倫の過去と相殺されるわけでもないが。
それとケイトリンにドラッグやってるところを軽く目撃されていたが・・・あれは大丈夫なのだろうか?変に子どもって察しがいいから・・・
「嘘にはついていい嘘と悪い嘘がある」
ジャッキーって悪い大人。

どうもクーパーのPeter Facinelliは、IT機器を使いこなしてる上に素でのキャラクターがおちゃらけさんなので、こんな↓ビデオダイアリーが公式であったりする。
2nd撮影時のものをご紹介。


現在3rd撮影時でもっと最新の動画があるのだけど、ネタバレの地雷になるといけないので自己責任で。
しかしPeter Facinelliは現場で愛されてるのだなというのが伝わってくる。素のみなさんかわいい・・・欲を言えばもっとゾーイを映してくれないものか。


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【 脇俳優チェック 】

◆ケイトリンの母ジニー .... Elizabeth Marvel
初登場は第1シーズン10話「誓いの指輪」。ジャッキー母娘が始めることにしたタップ教室で、ジニーと娘のケイトリンと知り合うが、二人の意地悪さにジャッキーがキレてしまう。
出演作品は第1シーズン10話のエントリーを参照。

◆グレートデーンに噛まれた患者 .... Richard Topol
「アリーmyラブ」第3シーズン13話「曇りのない目で」では、3年連れ添った妻がレズビアンだと知って離婚訴訟になった男エヴァンス・ティーブンス役。

◆形成外科のドクター .... Seth Gilliam
泌尿器科のドクターと優先順位を争って勝った。
「THE WIRE」では、市警の刑事エリス・カーヴァー役。上層部の命令でスパイとして働いていた。
「CSI:マイアミ7」18話「上空3万フィートのロンパールーム」では、客室乗務員殺害の現場となったファーストクラスにいた連邦航空保安官アーロン・ノーラン役。席を外していて事件は目撃していないというが、捜査が進むうちに薬物の運び屋での容疑がかかる。
「OZ/オズ」では、看守のクレイトン・ヒューズ役。クレイトンの父も看守だったが囚人に殺されたという過去がある。グリンはクレイトンの熱意に負けてエムシティに配属させるが・・・
映画「スターシップ・トゥルーパーズ」ではシュガー・ワトキンス二等兵役。
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